ジブンにウソをつかない

働き方改革×チームビルディング

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梶川です。

 

先日テレビでニュースを観ていて、終わったそのままで始まった番組に見入ってしまいました。

 

番組ホームページによれば、超一流のプロフェッショナル達が「働くってなんだろう」ということを子供たちに全力で伝える学校 ということですが、私が見たのは株式会社湖池屋の佐藤社長が小学生たちにポテトチップスの新商品開発を通じて、ものづくり を教えるという内容でした。

記憶に基づいてなので曖昧なところはご容赦いただくとして、冒頭のシーンで、子供たちが考えてきた新商品アイデアを発表しました。健康に留意したノンフライ、今の流行りにのったアイデアなど、大人が聞いてもよく考えてるなぁと思いながら観てました。今どきの小学生たちはすごいなぁという感想となんとなくの違和感。

そうしたら、佐藤さんの心の声。

「だんだん見えてきちゃうんだな、それ本心かって」(だったかな?)

そこで、佐藤さんからの約束が。

「自分にウソはつかない」

だれかに聞いたり、だれかのためだったり、だれかにすごいって言われるためだったり ではなくて、自分が一番創りたいものを創る。そのためには自分がこれまでに一番好きだったものにヒントがある というようなニュアンスだったと思います。

約束を守るために子供たちが一生懸命自分と向き合って、アイデアを創っていくのは感動でしたね。社員たちに新商品アイデアをプレゼンする場面があったのですが、自分たちが一生懸命自分と向き合って考えたものだから、その熱量がすごい。これこそが、佐藤社長が伝えたかったこと。

 

大なり小なり何かを為すには一人ではできないので、人を動かしたり、人を巻き込んだりすることが必要だけど、その時に必要なのは自分の言葉で語って伝えることだと、最近少しはわかってきた気がします。彼らは小学生のうちにそういう機会に恵まれて羨ましいなとも思いました。

そして、自分が本心でやりたいこと を見つけるのに、これまでの人生をふりかえること。

ある講習会で自分の強みや世界観を発見するのに、小さい時からやってきたことや好きだったこと、嫌いだったことを振り返るワークをやりましたが、やはり、無意識に過ごしてきたことのなかにヒントがあるのでしょうね。

番組のプロフェッショナルつながりでいえば、テーマソングのスガシカオ progressの一節で、「ぼくが歩いてきた日々と道のりをほんとは〝ジブン”っていうらしい」というのがありますが、まさにそういうことなんでしょう。

自分の場合は何年か前に こんなはずじゃ とか、もっとできるはず なんて思ってた時期があって、この歌詞を聴いたときに、ふと自分の過去を思いだしたら、あーっ、なんだかんだ偉そうなこと言ったって所詮こんなもんだったんじゃないか と気づきました。それで現実を受け入れて前に進むことができました。これは強みではありませんけどね(^^; さらに、心境としては「あと一歩だけ前に進もう」でしたが(涙)

経営者としてはこんなときに拠り所になる理念やミッションなどを、自分と向き合って自分の言葉で紡いでおくことは大切だと思います。

また、コンサルとして社長と関わっていくときにも、社長のそういう思いをきちんと大事にしていきたいなと思います。

 

何を言いたいのか、とりとめがなくなってしまいましたが….言いたかったのは、テレビドラマの子役のセリフについて「絶対、子供がそんなこと言わんやろ」ということ(違います、すみません)。

冗談はさておき、本気の大人、本物のプロフェショナルが子供に あり方 を教えるのはいいなぁと思いました。今、高校の先生の働き方改革に携わっているので、重なったりもします。こう考えるのも大人のエゴかもしれませんが…

さて、今日は金曜日です。今週もおつきあいありがとうございました。また、来週月曜日からよろしくお願いします。

尚、先ほどのプロフェッショナル こども大学、9/23(日)に再放送があるようです。