業績を上げたいなら面談頻度を多くするのがおすすめ

働き方改革×チームビルディング

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梶川です。

 

週末のチームビルディング合宿の余韻がさめやらぬままですが、今日は空いた時間を利用して数名の社員と面談でした。最近は私自身が外出していることも多く、久しぶりに顔を合わせる社員もいます。毎月の面談ではありますが、しばらく顔を合わせたり、話したりしていないと、ちょっと緊張するところもあります。

これが、半年や1年に1回だったら、社長としても何を言われるか不安になってガードを固めて臨んでしまうでしょうね。ちょっとでも自分の意に反したことを言われようものなら、すぐに反撃してしまいそうです。

それどころか、そういうことを言われないように、一方的に話してしまうかもしれません。

一方で社員も、何を言われるか不安だから、あまり本音を言わないでしょう。社長がガードモードなのも伝わっているから、言っても素直に聞いてくれそうにないと思って、余計なことは言わないと思います。

 

こんな状態では、社長に思いがあっても社員に伝わらないし、社員が会社成長のための有益なアイデアや情報を持っていても埋もれてしまうだけです。さらには、自分が会社にいても存在意義がない と思ったりして、最悪退職してしまうかもしれません。

やはり、社長も含めた社員全員が、会社が安全で安心な場、つまり、心理的安全性が高い場 であることが、生産性が高く、成長していく会社の必要条件と思います。

そのためには、社長と社員の距離感が近い方がいいと感じています。なかには、そうすると社長の威厳がなくなって社員が言うことを聞かなくなる という人もいますが、社長の威厳を保つためだけに社員が言うことを聞いている方がどうかと思います。

もちろん、会社の目的、使命を果たすために ということであるわけで、そのためなら、社員全員の力を最大限発揮した方が、社会のためになります。

 

ということで、社員との距離感を縮めておくためには、やはり、顔を合わせて話す頻度、もちろん世間話でも通りすがりでも構わないので、増やすことが最短ではないでしょうか。しばらく空いてしまって話せてなければ、久しぶりの一回目はちょっと気合を入れて。そうすれば、2回目からは気楽にいけると思います。

 

チームビルディングの合宿では身体を使ったチームビルディングゲームやワークをやってきましたが、やはり、座学だけの合宿後よりメンバーの距離感は圧倒的に縮まったように感じます。多くのメンバーがSNSでその感想を書いています。

その理由は、やはり物理的な距離も近かったし、時間も共有していたから、いわゆるコンテキストを共有していたからかな と思います。

昨今、ZOOMなど、リモートで会議ができたり、セミナーができたり という便利なツールも出てきましたが、それはそれで距離を無いものにできるという意味で偉大なツールだと思いますが、直接的に会って、同じ時間を共有するということの意味はまだまだ大きいのではないかと感じた週末でした。

それにしてもあの居心地の良さ、もう少しロジカルに解明して、そんな場づくりのヒントができたらいいなと考えています。