働き方改革とやりがいをつなげる方法

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梶川です。

 

昨日も働き方改革のコンサルにお邪魔してきました。

昨年度もアドバイザー派遣として関わった企業さまで、引き続き自社で取り組まれておられたところに、今年度もアドバイザーとして関わることになりました。継続して取り組まれていこうという姿勢は素晴らしく、昨年度かかわった身としては大変うれしく思います。

進め方などの要領はわかっておられるので、自分たちが仕事をしていて改善したいことを付箋に書き出し、緊急度優先度で整理して、ゴールイメージを文章化できていました。

ただ、会議の中でも意見が出にくい人がいたり、ゴールイメージが自分ごとになっているかどうか、必ずしもそうでないかも という感じだったので、もう少しゴールイメージの文章に対して、各自がもつイメージが共有されているかどうかを確認しあうことにしました。

ゴールイメージの中には、コミュニケーション、情報共有、平準化 と言ったワードがありましたが、それぞれの課題が解決した先にある、みんなが働いている姿のイメージがそろっているかどうか、そして、共感できるかどうか を確認しようと思いました。

ところが、そもそもこれらは、各自が思う理想、それも現実的な理想に対してのものがスタートなので、意見が出ない、もしくは、まとまらない という感じになりそうでしたので、方針転換することにしました。

やったのは、自分の仕事や自部署の仕事がどのように社会に価値を提供しているか、役に立っているか、笑顔にしているか、貢献しているか、使命はなにか というようなことを考えてもらうことにしました。

後工程のことだったり、社会のことだったり、最終消費者のことだったり、いろいろな意見がでました。意見が出てきた人も、出てこなかった人も、それぞれの意見を共有して自分たちの仕事の意味を自分なりに感じたり、考えたりできたのではないかと思います。

そして、次に、その提供している価値をよりよいものにしていくために、今の仕事のやり方で改善していくことは何か。但し、そのために個人が犠牲になることはしない。という前提で、当初のゴールイメージの確認を行いました。

すると、必要なコミュニケーションや情報共有、平準化のイメージが共有できて、すっとどうなりたいか ということが決まっていきました。

今日はここで時間切れでしたが、引き続き、そのために取り組む課題を明確にすること、アクションプランを決定することを毎週の会議の中で話していくことにしました。

働き方改革というと働く人の働き方だけに焦点を合わせてしまいがちですが、会社の中での取組みなので、自分のことと仕事のことを結びつけていかなければ上手くいきません。

会社も社員もどちらも犠牲になることなく、社会へ価値提供できるやり方 を考えていくことがポイントだと考えています。