「働き方改革企業2019」表彰で優秀賞を受賞して

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現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。

 

先週、3/18に(株)ワーク・ライフバランス様による「働き方改革企業2019」表彰があり、優秀賞を受賞いたしました。

最優秀賞2社、特別賞5社、優秀賞20社 なので、27社の中の1社に選んでいただいたことになります。

身に余る賞をいただき、大変感謝しております。

 

そして、社員の反応は、、、、正直なところ 薄い です。

表彰されるために取り組んでいるのではないので、まあ、そんなものかな とも思うのですが、私としては、もう少し盛り上がることを予想、期待したので、ちょっと残念な気持ちもあります。

(まぁ、ある意味、みんなで一致団結して おーっ というのも、多様性という側面からは違和感がありますが)

中にいるとあたり前になっていることが、外部からみると表彰に値する ということは、自分たちの取組みが客観的にみて、よい取組み・成果 と認められていることだよ と、ここは素直に喜んでいいのではないかと思うのですが。

 

しかし、本人たちは、まだまだ自社のとりくみが100%納得いくものではないので、そういう反応になるのだと思います。

外からは、できていること を評価しますが、内からは、できていないこと に目がいきがちです。

 

一般的には、社長は社員のできていないことに目がいき、愚痴がでたり、文句が出たりすることが多いと思います。

そして、外部セミナーに参加したり、経営者の集まりで他者の良いところを聞いたり、表彰された企業の成果をみたり、素晴らしい経営者の本を読んだりして、自社の不足感をさらに募らせたりしているのかもしれません。

かくいう自分もそういう面を否定できません。

 

働き方やワークライフバランスについて学び始めたころ、岐阜県の未来工業さまの本を読み、あんな会社になったらどんなに素晴らしいだろう と思いました。

いろんな施策を自社に当てはめて考えてみたり、こんな制度があったらいいのかも と検討してみたりしました。

一番は残業ゼロでやっている というところがすごいな と思っていました。

 

そんな折、3,4年ほど前に未来工業さまを訪問し、見学及び現社長さまに話しをお伺いする機会を得ました。

その時の質疑応答で残業のことになったとき、残業はありますよ とおっしゃったのです。

当然、受注の状況に応じて工程も対応するので、残業するときもありますよ とのことでした。

えっ、ゼロじゃないの?

という思いとともに、そこから学んだことは、本に書いてあったり、記事を読んだりしても、本当の内情はわからないし、素晴らしいところに目がいって100点満点だと思っていても、現実的にはいろいろあるんだなぁと。それでいいんだなぁ と思ったことでした。

自社は自社なりに他社と比較することなく、自社の社員と向き合いながら進めていけばいいんだ と思ったきっかけとなりました。

 

そういう意味では、弊社は表彰していただきましたが、社員が納得していないということは、まだまだ取り組む課題があるということですね。

そして、できているところも社員とともに認めながら、成長していきたいと思います。

 

というわけで、みなさんの会社でも他社と比較せずに、社員と向きあって進めていかれてはいかがでしょう。

すばらしいところもたくさんあるはずですし、何より、他社と比べてもそれほど遜色ないと思いますよ。少なくとも弊社の場合は(苦笑)
(もちろん、素晴らしい会社もあります)

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。