成長のために必要なこと

働き方改革×チームビルディング
働き方改革はチームビルディングで実現!
人が活きて業績があがる本当の働き方改革を広める
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。
「自分の生き方に責任を持つ」
唐突ですみません。これは、弊社の経営理念の一つです。
以前から漠然と考えていたことを明文化したのは2~3年前です。
会社のワークライフバランスに取り組む と決めたのは8年前です。自分として、こういう会社にする と決めてから変わってきたと思います。
それまでは2代目社長として、売上や利益の計画を立てたり、人員配置、ISOなど、当時に社長の仕事と考えていたことはやっていたつもりでした。
でも、恥ずかしながらそれは、世の中で言われているあたり前のことであって、自分自身が本当にそうしたい と思っていたかというと、そうではありません。
どちらかというと自分のためにやっていたように思います。そもそも、承継するつもりがなかったということも、煮え切らない原因だったと思います。
決めきれないことは先延ばしにしたり、だれかが判断してくれないかな と思ったり。
そんなことでツケが回ってきて、覚悟しなければいけなくなりました。
本当に恥ずかしい話です。
しかし、決めてから自分だけでなく、会社も変わったと思います。
今は、もちろん自分のためもありますが、社員や関わる全ての人のために経営していると言い切れます。
一方で、社内を見ても、コンサルに入った企業さまでも、決められない人が多いと感じています。
社長ですらこんな感じですから、あたり前かもしれません。
しかし思うのは、会社だけでなく、人生においても決断(=選択)の連続です。
自分の人生が豊か(物心両面で)になるかどうか は、わかりません。
そもそも、人生を豊かにしよう と思うかどうかも選択ではありますが、どのように生きても自分の人生なら、豊かに生きていきたいと私は思うようになりました。
しかし、豊かになるかどうかはわかりません。
であるならば、自分で決めて、その選択に責任を持つことでしか豊かにならないのではないか と考えるにいたりました。
そこで、社員には自分で決められるようになってもらいたい と思い、そのようにしています。
仕事でも同じです。
誰かに言われたからそうしました ではなく、言われたことは参考にするものの、自分で考えて決める。
悩んで決められなくても、決めなければいけないのだから、自分で責任をとれる決断をする。
面倒なことがあっても、流されるのではなく、自分で責任をとれるように決断する。
部下の場合は立場上、責任と権限がありますから決断できないこともあるかもしれません。
しかし、上司は決めなければいけません。
メンバーの意見が違っても、多数決や機械的にではなく、それぞれの意思を尊重できるように決めなければいけません。
むしろ、全員が同じなんてことのほうが少ないですから。
でも、決められない人が多いように思います。
決められない理由はいろいろあると思います。
決め方がわからない、考える視野が狭い、情報が足りない、など。
だから、自分で決められるように社内ではコーチングを学び、実践しています。
答えが一つしかない と学んできているので、正解を出さないといけない という恐れかもしれません。正解が一つではないこと、失敗してもよいこと を会社風土として共通認識にしたいとすすめています。
結局、自分で決めるから自分のやりがいや生きがいにつながっていきますし、逆に、やらされていることは実行が伴いません。
人の成長とは究極すると 自分で決められるようになること=自分に責任をもつ なのではないかと思う次第です。
とは言っても、まだまだ若造の戯言ですが^^;
余談になりますが、先日の新聞で学校行事を秋の平日に移行することが取り上げられていました。
先生の働き方改革の一環や生徒の猛暑での負担を軽減する目的とのことですが、反対意見として、会社を休めないので子供の行事に参加できなくなる というのがありました。
これでは先生は大変だなぁと思うのです。会社が休めるようになればいいだけです。先生だけが受け皿になる必要はありませんし、先生だって働き方改革が必要です。
保護者=会社で勤める人が多数だと思いますので、会社の働き方改革を進めることで社会に貢献したいと改めて思いました。
もちろん、ここでいう働き方改革は、単なる残業削減や休暇取得促進ではなく、社員も活き活きして業績もあがる取組みです。
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございます。