テレワーク、いきまーす!

働き方改革はチームビルディングで実現!

今いる社員がそれぞれの強みを発揮して
ビジョンを実現する強い組織づくりをすすめる
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。

 

7都県に緊急事態宣言が出されて、テレワークにシフトされた会社も多いと思います。

私の地元愛知県は、国の宣言地域には含まれませんでしたが、独自の宣言が出されています。

弊社の業界でみると、全国区の大手企業は基本的に全員がテレワークとなっているようです。実態はかなり難しそうですが。

一方、中小企業ではまだ、進んでいないようです。

 

弊社の場合、昨年夏に、「来年夏の東京オリンピックは家で観るぞ」(渋滞対策としては愛知県民には関係ありませんが、社長のノリで決めました)ということで、ゆるく取組みをスタート(テレワークチーム)させていましたが、3月の時点で全員がテレワークを体験してみた 程度でした。
(弊社の場合は課題があると自主メンバーによるチームを作って取り組むことにしています)

そこにコロナウイルスによる緊急事態宣言です。

一気にテレワークへのシフトが必要となりました。

公共交通機関での通勤を自粛することにはしましたが、自家用車で通勤してくる社員がいますので、オフィスでは3密の可能性があります。

そこで、緊急対策として、社内でのソーシャルディスタンスの確保のために、半数の社員がテレワークしている状態をつくれるようにすること とテレワークチームに指示しました。

これまでは、希望した人がテレワークができればよい という目標ですすめていたので、準備するハードも最低限、ルールも最低限、対象はある程度の歴のある人、というような感じでしたが、半数出社を実現するためには対象者を全員(入社1年目は除く)にしないと難しい となりました。

とすると、全員ができるように、ノートPCと大型ディスプレイ(CAD対応、自宅でやる前提)さらに、これまではリーダー層のみに貸与していたスマホ等を全員分揃えることにしました。

テレワークのシステムはトライアルの段階でリモートデスクトップでやることに決めていたので、それを全員分手配しました。

自宅のwifi環境などもアンケート調査して、対応策も決めました。

来週にはすべてが揃うので、そこから半数出社の実現に向けてスタートです。

それまでに、どうやったらできるか、不安なことや予想されることなどをグループごとに決めていく予定です。

やれる解決策は現場にしかない と考えているので、みんなで考える ということですね。

 

テレワーク中の管理(マネジメント)についても議論になりましたが、結局、開始と終了の宣言だけチャットワークに上げる ということになりました。

当日の仕事の予定や成果についても上げた方がよいのではないか という意見もありましたが、週一の工程会議などで把握していることや、デスクネッツでスケジュールは管理していること、業務の進捗などはチャットワークで見られること などでカバーできるということになりました。

全員がチャットワーク上のすべての内容を共有していることや、スケジュールも把握できる という環境があることで、テレワークになっても違和感なくできるのではないかと感じています。

そこは、サイボウズなどの先進企業でも情報共有がポイントだと話されていました。

さらに、テレワークで起きるマネジメントの問題は、テレワークだから起きるのではなく、そもそもの問題がテレワークによって顕在化するだけなので、そこを解決しないとだめですね と言われていたので、よーく観察していこうと思います。

 

これまでの取組みだと、いつになったらテレワークがあたり前の会社になるかな という感じでしたが、今回のことを機に、一気に進められそうです。

制約条件がないとイノベーションは起きない と言いますが、まさにそれを実感しています。

今月の全社会で、今年度の会社目標や方針についての説明、さらにはグループ目標の設定のワークをやる予定でしたが、全員のPCが揃うのでオンラインでやろうと考えています。

グループのワークはブレイクアウトルームでやろうかなと。

おそらく社員には混乱が起こると思いますが、それも楽しみながらやってみようと思います。

結局、やりながらでないと学べないのです。

 

さらに、社員がやったテレワークのアンケートに副業(複業)の項目がありました。

毎度のこと、社員が勝手にやっているのですが(^^;)、結構、やりたい というコメントが多かったです。

私自身は副業OKだと考えているのですが、自分も経験しているからこそそんなに簡単でないと思っていて、段階的に進めていければ と思っていたのですが、これもこれを機にすすめていこう ということになりました。

副業チームができることになりました(笑)

1年後に振り返ったら、こんなに変わったね と言えていたら面白いな と楽しみにしています。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。