テレワーク 半年経過

働き方改革はチームビルディングで実現!

経営者自身のアライメントと組織のアライメントを整えることで
自然に業績があがる会社にする
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。

 

弊社のある愛知県では独自の緊急事態宣言が昨日で終了しました。

今年の初めからの新型コロナウイルス対策でテレワークを導入してから、多少の実施率の変動はあるものの、継続して実施しています。

今後も変わらずに実施していく予定です。

 

3カ月前のこちらの記事で、テレワークを導入してみての気づきを書きました。

会社にいるときと、テレワークを継続しているときで、耳にしたり、目にしたりする情報量が圧倒的に違うということ。

会社の代表としては、組織が崩壊(というと大げさですが)していくきっかけや起こり に気づけなかったり遅かったりするのではないか という漠然とした不安がありました。

 

あれから3カ月経ち、私自身のテレワーク率は上がっていますが、あの時の不安は小さくなっています。

その理由を自分なりに考えてみると、

ひとつには慣れたということがあります。
初めは恐る恐るなことも、慣れることによって不安が小さくなったという面があると思います。

二つ目は、面談の中で複数人に聞いてみることで確認できたという面があります。
毎月、全員と面談していますが、数ヵ月間、リーダー層との面談の中で何人かに雰囲気や状況、感じていることなどを聞くことで社内の雰囲気を把握することができると実感しました。

面談もオンラインで実施していますが、完全テレワークではないので出社したときの様子を聞くことができている現状だからかもしれません。

三つ目は、毎月全社会を実施しているのですが、スリーマンセルによるコーチングトレーニングや、10%ルールチーム内でのフィードバック会を行い、そこでの気づきを社内イントラで全社共有していて、そのコメントを見ることによって雰囲気が推察できるという面があります。

 

総合的に見て、これまでなら私自身がアンテナを立てていたことを、リーダー層であったり、社員全員が結果的にアンテナを立てることになる しくみ ができたのではないか と思います。

上→下、下→上 のコミュニケーションだけでなく、これまで以上に 横 のコミュニケーションが活発になっている(意図してそうしたのですが)のだと思います。

社員を信頼しているのだけれども、それに寄りかかりすぎない、依存しない、そういう関係性ができているのかなと感じています。

 

現状の私自身の感想はこういったところなのですが、社員はどうか ということで、テレワークの現状においての感想を聞いてみました。

そうしたところ、個人的に仕事がやりやすいところ、やりにくいところ がほとんどで、マネジメント面の不都合さ などはほとんどありませんでした。

なぜかな? と考えてみたのですが、基本的にプロジェクトのように動いていて、週に1回の工程会議で1週間の予定を合意することで、日々何をするかが明確になっているから かなと思います。

ですから、テレワークの時は自分のタスクに集中できる ということです。

突発や不明点の情報交換はチャットや電話で問題なくやりとりできているようです。

週に2,3日は出社しているので、疎外感なども感じることはなく、あえてZOOM飲み会などをやるまでもない というのが現状のようです。

 

今のところは、100%テレワークを強いられる状況ではないので、こういった感じで進められていますが、今後、新型コロナの状況によって強いられたり、出社できない距離間での採用だったり、もっと進んだテレワーク体制を検討していきたいとは考えており、そのための対応は続けていきたいと思います。

とはいえ、現状での改善要望なども出てきています。が、これは社長マターではなく、テレワークチームが考えてくれるでしょう。

テレワーク下でのマネジメント とか、評価 とか、何か特別なことのようにトピック化されている風潮がありますが、必要なことを必要なタイミングで適切に取り組んでいく という点では何ら他のことと変わりなく、淡々と、かつ、楽しんでやっていきたいと思う今日この頃です。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。