業績を手放せますか?

目指す未来は自働経営で実現!

社員が自立的にやりがいをもって働いて、社長が本来の仕事をすることで可能になる、
持続的経営=自働経営 の実現をサポートする
自働経営ナビゲーターの梶川です。

 

会社を経営していると、どうしても業績のことがついてまわります。

私自身も、業績=戦略×実行 という公式をよく持ち出して、業績を上げることを書いています。

が、先日、チームビルディングの仲間と評価制度のことを話していたときに、私が目指している組織では業績を上げることを目的にしてはいけないのだ と思い出しました。

 

思い出した というのは、今から9年前、リーマンショックの余波で経営が苦しくなった時、経営そのものも苦しかったのですが、社内の状況もゴタゴタしていて結構追い詰められていた時がありました。

ある時、開き直って、これからは社員の幸せだけを考えて経営してみよう と思いました。

実際、その時に参加していた経営者の会では、何人かにそう宣言したと思います。

いろんな経営判断を社員軸にして決めてきました。

その結果、経営としては業績は回復し、社内的にも社員が自立して明るく働く環境ができてきた と思います。

まぁ、完璧なんてことはないですから、今でも課題はいろいろありますが。

 

とはいえ、うまくいっている と思うと、それを維持したくなる。

なんとなく、社員の幸せ というと、社員に甘いのではないか と思えてくる。

気を抜くと、業績が悪化するのではないか と不安になる。

ということで、何か社員を管理(コントロール)したくなってくる。

で、その都度、いやいやいや と思い直して今に至っている気がします。

そのときに考えるのが、
・社員の幸せってどういうことだろう?
・業績ってなんだろう?
ってことです。

社員の幸せって、報酬が高い とか、やりがいがある とか、自由である とか、楽できる とか、いろいろあるけど、どうなんだろう?って考え続けてきました。

現時点での私なりの答えは、自分で決めて自分で実行する ということを実現できるようにしたい と思っています。

なぜなら、それが 自分の人生を生きてる 感じがすると思うから。

会社を出ると、自分のことは自分で決めていかなければいけないことが多いので、そこで通用するように という思いです。

そういう意味では、弊社において 幸せ ということは 楽ではないですね。

最近は、豊かさ というのは時間に自由であることかな と個人的には思っていて、その点、まだまだ弊社はそこに制限があるので、それを外していきたい と画策しています。

 

一方、業績はなぜ上げなければいけないのか というと、弊社の場合は公共事業なので2期連続赤字は仕事をいただけなくなる ということが一つ大きい要因です。

その他には、当然、社員への報酬還元があります。
余談ですが、昨日読んだ新聞記事で、企業が業績が向上した理由に、業務の生産性の見直しで残業が減り残業代が削減されたため というのがありました。

これは、会社の業績は向上したけれども社員の報酬は減ってしまったのではないか? という点で、経営者から見れば本来あるべき姿 と思うけれども、社員からすれば頑張ったのに収入が減る という状況になってしまっていて、まさに、業績向上の意味を考えさせられるものです。
(記事には無かったですが、残業代が減った分は賞与等で還元しているのかもしれませんが、それでも、残業代が減った分より還元分が少なくなければそういう書き方にはならない気がします)

経営的には、金融機関への借入れ返済のためという理由もあります。
経営者は個人保証している場合も多いので、家族もいればそれは避けたい と思います。

と考えていくと、業績が悪化して困るのは社長の個人的な理由が大きいのかなぁ なんて思ったりもします。

とはいえ、会社が倒産しては社員も困りますから、そうならないように社員にもそういう理由を説明して働いてもらおう ということになります。

が、ちょっと待てよ と。

会社が倒産したら社員は困るのか?倒産しても困らないように複数の仕事ができていればいいのではないか とか。

とすると、会社が倒産して困るのは社長だけか という思いに帰ります。

となると、会社の事業や働く環境が魅力的で、自身の力を目一杯発揮したい と思える会社にするしかないのかな と。

言い換えると、メンバーの強みや得意なことを発揮してもらうことだけを考えていけばいいのかな と思うに至りました。

必要なことはフィードバック(現状と目指す未来のギャップを明確にすること)を通じて各自が受け取り、それぞれ(個人やチーム)が目指すものに向かって行けるようになっていればいいと思います。

 

そうすれば、評価は特にいらないな と。

業績を上げようと思うと、評価して管理したくなります。

しかし、そうではなく、それぞれの強みや得意を活かすことで、結果的に業績はあがる。

私自身はそうやってきました。

それで結果も出ています。

それでも、時々、業績に気が向かってしまいます。

業績を上げようとすると、人をコントロールしたくなるのだと思います。

業績はあげる のではなく、あがる。

上がらなかったら、評価で人を変えるのではなく、強みを活かせていないしくみを変える。障害を取り除く。

業績は目的ではなくて、会社がうまく回っているかどうかのモニター数値 というくらいの感覚ですかね。

そういう意味では事業を経営している目的ってなんでしょうね。

そんなことを考えた機会となりました。

ただ、給与の決め方だけは未だにこれだ というのが見えてこないんですが。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。

 

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