勝つことの目的は何ですか?

社員が自立的にやりがいをもって働いて、社長が本来の仕事をすることで可能になる、
持続的経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。
オリンピックが開催されて、毎日熱戦が繰り広げられています。
開催前からいろいろ言われてきて、開催中もいろいろ言われていて、ある意味これまでにないオリンピックとして語られていくのだろうな と思います。
開催の可否については、いろいろな人がいろいろな立場から発言されていますが、いざオリンピックが始まったらアスリートたちの熱戦を観戦して盛り上がっている自分がいます。
観戦している自分は選手たちの気も知らず、試合の流れに沿って一喜一憂しています。
本当に無責任に盛り上がったり、批評したりしています。
選手たちはどんなことを考えているのでしょうか。
勝って嬉しそうに喜ぶ選手、泣きながら感動している選手。
負けて悔しがったり悲しがったりする選手、飄々としている選手。
プレッシャーから普段の力を発揮できなかった選手、いつも以上の力を発揮できた選手。
オリンピックのようなスポーツ観戦すると、昔のことを思い出します。
私には子供が3人いますが、おかげさまで小中高とスポーツに熱心に取り組んでいました。
県大会、全国大会で頑張っていたので、親としては一生懸命応援しました。
ただ応援するだけなら良かったのですが、少しでも上位にいけるように、良い結果がでるように、親も学んで、あーでもない、こーでもない と指導もしていました。
親心というものだったともうのですが、今思うと、子供たちは苦しかったかもしれません。
勝とうが負けようが子供たちは立派に準備し、試合でも頑張ったのに、それを褒めずに次へのことばかり。
今なら、いかに適度にリラックスして試合の臨めるか、試合中はあまり思考に囚われない方がいい と思うのですが、昔の自分の考え方を押し付けていました。
というものの、私自身は地区大会でも勝ち上がることはできなかったんですよね(汗)
だから、昔の自分の反省を子供たちに押し付けていた というありがちな構図に陥っていたということです。
試合の結果は結果論ですから、試合に勝つことだけを目的に据えると苦しいです。
勝ちたいから準備しているし、だからこそ勝ちたいと思うし、勝ったら最高なんですが、負ける人がいるから勝つ人がいるわけで、絶対勝つなんてことは余程の実力差がないと難しいです。
だから、負けてもいいと思ってやる ということではないのですが、負けて悔しくない ということでもないのですが、後悔しないなんてこともないと思うのですが、試合が終わった時に何を得ていたらいいと思うのか を考えることかなあ と思います。
最近の高校野球の強豪校は野球をする意味(目的)、試合をする意味(目的)を生徒たちに考えさせることが増えてきているようです。
自分たちが頑張ることで地域の方達を元気にする のように。
勝つことが目的でなく、その上の目的のために試合をし、勝つことはそのための目標の一つという考え方です。
だから勝てなくても最後まで頑張れるのです。
とはいえ、日本代表レベルでのメンタルなんて想像できないので、これも戯言ですね。
なんか私の反省文のようになっていますが、、、
経営ということに当てはめて考えると、勝つ ということは業績を上げる ということになると思います。
もっと言えば、競合に勝つ。
しかし、勝つことを目的にしたら、勝つために何をしてもよい ということもあり得ます。
地域のつながりや環境を壊してしまうこともよしとしてしまうかもしれません。
しかし、それが良いこととは思えません。
とするならば、勝つことの目的も考えないと判断を見誤るのではないかと思います。
さらには、そもそもどの競技で戦っているのかをあらためて考えることも必要かもしれません。そのルールに縛られる必要はないかもしれないからです。
目的をしっかりと考えた経営をしていきたいと思います。
あとは、選手のレベルに達していないのに、さもわかったかのような戯言。
想像することはできますし、言葉として理解はできますが、本当に相手のことをわかっているかどうかは怪しいものです。
相手のことをわかろうと思って聴く ということを肝に銘じたいと思います。
今、子供たちが小さかった頃に戻れるなら、子供たちの思いもちゃんと聴いて競技に向き合っていきたいなと思います。
なんかとりとめのない話になってしまいましたが、
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございます。