認知の限界

最速で成果があがり、持続可能な経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。

 

4月になりました。

弊社は12月決算なので令和4年度はすでに始まっていますが、お客様の年度が3月末締めなのと、その結果3月末までが繁忙期となるので、4月から新たに始まるという感じが強いです。

実質、4~12月がいろいろなことに取り組める時期 ということで、今年度どうしていくか を考える佳境に入っています。

ここ2年くらいは、思想的なことは1段、2段深まっているのですが、具体的な取り組みはそれほど大きく変わっていません。

そのせいで、社員の中にはなんとなく小康状態というか、停滞している感じがあるようです。

 

だからというわけではないのですが、私個人的には次の大きなステップを踏み出してもいいのではないか と感じています。その準備は整ったように思えるからです。

その探りとして、社員と話したり、業団体の社長仲間と話したりしていたのですが、あらためて思うのは人それぞれの枠組みはしっかりとあって、そこから外れることへの理解はある程度の困難があるだろうな ということです。

自分の見たいように見て、聞きたいように聞いて、理解したいように理解する というのは常ですが、こちらのことを理解しようと思ってもらえたとしても、その人の過去の経験や知識や認知の範疇でしか理解できないということはどうしようもないことであり、どこかに限界があるのは仕方がありません。

今、私が考えていることは、これまで普通とか一般的とされていることとちょっと違うことをやろうとしているので、その辺をいかに超えていくかを予測しておく必要がありそうです。

 

といっても、特段変わったことではなく、普段、ここで書いているようなこと=「ある」から始めてみる ということです。

だれかに言われてやる とか、仕事が上から降りてくる とか、嫌なことでも言われたらやるのが仕事 とか、上司は部下の面倒をみるべきだ とか、社長は社員の面倒をみるべきだ とか、目標は必達だ とか、エンゲージメントを高めないとだめだ とか、、、そういうことは一切なく、社員はすでにその力があってみんなが幸せに生きていけるのだから、その力を発揮できるような会社になっていくことに大きく一歩を踏み出そう というだけのことです。

とはいえ、カオスをハンドリングしていくイメージしかありませんが(笑)

社員なら、社長が何か言い出したらやってみるしかないのですが(といっても強制するつもりはありません)、そういう関係にない場合は難しいでしょうね。

個人的に経営者コーチングや自働経営のコンサルティングを標ぼうしてやっていますが、その結果、どうなるかを社長自身が経験したことないから判断しづらいのだろうと思います。

さらにそれでうまくいくイメージが湧かないとすれば、やる理由がありません。

さらに最近の私は、そもそも、みんなそのままでいい からスタートしますので、みんな何も不足していないし、困っていたとしても人生でみたらそれは自然なプロセスだろうし、私が何かする必要はないんですよね。

世の中には「ない」に目を向けさせて売っているサービスがたくさんありますが、それはそれで会社にとって必要だと思えたら必要なことです。

ただ、もし、そういうことをやってきたけどうまくいかないことが続いたり、いつも同じような問題が目の前に現れることに気づいていたり、会社の閉そく感に気づいているとしたら、「ある」から始めるタイミングかもしれません。

そして、そこに私が必要だとしたら、私がお役に立てるときであり、それが自然なプロセスなのかもしれません。

とはいえ、ちゃんとお話しながら自然な流れで進めていきますので、必要もないのに赤い薬を無理やり飲ますようなことはやりませんのでご安心を(映画マトリックスご参照)。

何か今回は雑談のようになってしまいました(汗)

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。