失敗なんて気にしない

最速で成果があがり、持続可能な経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。

 

先日、いわゆる「失敗」といえるかもしれない場面に遭遇しました。

私自身は当事者ではありませんが、サポートする側としてそのことに対して責任はあります。

周囲は、厳しいですが、周りの期待に応えられていない成果 という評価だったように思います。

私自身もその現場で たぶん期待値に達していないかもな と感じていました。

しかし、不思議な感じなのですが、周囲の期待に応えられていないことに対して、当事者を責める気持ちは一切なく、また、自分がもう少しサポートしておけば というような反省や後悔の気持ちもまったく起きませんでした。

以前だったら チームの一人として周囲に申し訳ない とか、当事者に だからちゃんと準備しておいてよ とか、思ったと思うのですが、本当に何もありませんでした。

私から出てきた言葉は「で、どうする?」だけです。

当事者に責任を取ってもらう意味の「どうする?」ではなくて、チームとしてこのことに対して「どうする?」という意味での言葉です。

自分の会社の出来事ではなかったからそういう感情だったのかな とも思ったのですが、自社で起きたとしても同じだな と思います。

 

周囲の期待に応えていない成果だった ということに対して、何らかのフォローが必要であることは明らかです。

自分たちもそう思っているからです。

なので、そのことを「どうする?」という感じです。

それが責任といえば責任です。

しかし、これまでの準備の中で、やることはやってきました。

私たちとして、やることはやってきた中で起きたことです。

私たちに力がなかったのです。

ですから、期待に届かなかった成果 については謝るしかありません。

あれをやっておけば、これをやっておけば、は今だから気が付きます。

あのときには気づけなかったのです。

だから、次回に活かすしかありません。

開き直っているわけではないのですが、今ここ で判断することしかできない と知っておくことが必要なんだろうと思うのです。

だから、その時その時を大切にしようと思うと思うのです。

 

予想したってその通りにいくとは限らないので、結果、起きたことを受け止めて「で、どうする?」を繰り返していくことが生きていくことのような気がしています。

起きた結果には「成功」も「失敗」もなく、ただの出来事であり、大きな流れのなかの必然であり、「で、どうする?」「で、どうしたい?」しかないと。

失敗を糧に というのもちょっと違う、そもそもジャッジがない感じです。

必要以上に失敗が気になるとしたら、だれかに怒られる とか、できないやつと見られる とか、評価が下がる とか、そういう外部の目が気になっているのだろうと思います。

自分もそうでしたし、今も全くないとは言えないですが、そういうときって「ない」とか「なくなる」という恐れの反応です。

自分が何を恐れているのか、自分に聴いてみる と、また一つ本当の自分になっていけるのではないでしょうか。

ということで、失敗なんて気にするな!

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。