自然でいることの大切さ

最速で成果があがり、持続可能な経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。

 

先週、弊社の親睦会でレクレーションがありました。

森林の中でのジップラインを楽しんできました。

ジップライン(ZIP LINE)とは、山や森など自然のなかに架けられたワイヤーロープにベルトとハーネスを装着してぶら下がり、プーリーと呼ばれる滑車を使って滑り降りるアウトドアアクティビティです。

コロナ禍でなかなかレクレーションが楽しめない状況で、コロナ以前は毎月もしくは隔月でレクレーションを楽しんでいた弊社としては、久しぶりに開催できた親睦会です。

弊社の、社員が楽しく働ける環境を考えるチームが、このような状況でも楽しめる親睦会を考えてくれて、開催できました。

自然の中なので、思いっきり楽しめました。

ちなみに弊社のレクレーションはすべて就業時間内の開催です。

 

ティール組織を宣言して、形はまだまだではありながら、それぞれのメンバーが自分たちで考えていろいろなことを運営していくことが徐々に進んでいるように感じています。

今回のことも、だれかの稟議を仰ぐのではなく、自分たちで考えたことについてメンバーの意見などを聞いて実行しています。

通常だったら、会社の親睦会と言えば冒頭に社長のあいさつがあったりしますが、それもありません。

わたしにとってはそれが心地いい。

これまでなら、組織の長として、いろいろな社員のところに行って声をかけて盛り上げたり、一人になったりしている社員がいれば心配して声をかけに行ったり、何かと前に立たなければ という意識がありました。

また、主催してくれた社員のところに行って労ったりしなければ と思ったでしょう。

しかし、私としては、本来はそういうことが苦手です。

どちらかと言えば、後ろから見守っている方が落ち着きます。

 

今回で言えば、私は後ろから皆を見守っていました。

1人になっている社員もいましたが、ジップラインをチームでやっている間は楽しそうに盛り上がっていましたし、集まって楽しんでいる社員もいましたし、それぞれが自然体で参加しているように感じました。

私自身すら、どちらかといえばあまり交わらずにいたと思います。

それでも、変に気遣うでもなく、自然に会話したり、また、離れたり という感じで、私自身も心地よかったです。

おそらく、みなが思い思いに楽しんだ親睦会だったと思います。

普段の仕事でも、こんな風にやれているんだろうな と思います。

 

社員を労う ということでいえば、なんとなく会社のためにしてくれているんだから という発想だったと思います。

担当してくれた社員たちも、本当はやりたくないのかも とか、仕事だからやってくれているのかも というような、どこか犠牲感があってやるものだ という前提が自分にあるものだから、労うというような発想になってしまっていたように思います。

しかし、自分たちが楽しんでいるのだから、私も楽しかったよ と言えばいいと思います。

逆に、自分たちが楽しくないものをやる必要がないし、それは、仕事の役割においても同じことだと思います。

みながやりたいことで仕事が回る役割分担ができたらいいと思います。

そのために、役割一覧表は半年に1回見直すことにしていて、自分の仕事のなかでやりたくないことがあれば役割を切り分けて、それをやりたい人が分担できるようにします。

まだまだ始めたばかりなので、やりたい人がいない役割や、やりたくてもスキルや経験が不足しているものもあります。

そういったものは、時間はかかりますが、それでもそこにむかってどうしていくかを決めていくことにしています。

だから、自分の成長は自分で決めていくという形になります。

 

今回のレクレーションで、社長(という呼称ではなくなりましたが)といえども、苦手なことは人に任せて、自然体でいることの大切さと、自分のやりたいことをやるということが、また自然である ということを感じました。

そうすることで、それぞれの中にある障害を取り除くことができ、一番力を発揮できるように思います。

 

今回のレクレーションにあたり、朝に健康観察の一覧表に各自の状況を記入するようになっていたのですが、その一覧表に私の名前がなかったことは内緒です。

それだけ、私の存在感がなくなっている証なのかな と思いました(笑)

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。