自分が自分の一番の理解者

最速で成果があがり、持続可能な経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。

 

今回も、私の最近の変化について書いてみます。

シャンパンタワーの法則って聞いたことありますか?

シャンパングラスが何段も積んであって横から見ると上が凸の三角形になるのですが、一番上のグラスに注ぐと下のグラスに順々に注がれていってすべてが満たされるのになぞらえて、みんなを幸せにするならまず自分を満たしましょう という法則です(こんな感じだったと思います)。

これを初めて聞いた時、自分を満たすなんてこと考えたことなかった、自分を満足させるなんて甘えてはいけないんじゃないか、、と思いました。

もともとどちらかというと怠け者ですが、経営者としてちゃんとやらないといけない って思ってましたから。

 

しばらくして、なんとなく受け入れるようになりました。

それは、自分に優しくできないと他人にやさしくできない という感じです。

他人には優しくするのに、どうして自分に優しくしないのか? というような問いかけもあり、なんとなく、感情的に理解しようとしてたと思います。

だれからも認められなくても、自分が一番の自分の理解者であること ができれば、不安になることも少なくなる ということも一理あると思っていました。

ただそれも、なんとなく独りよがりなような気がしないでもない という感じでした。

 

そんなこんなを経て、今は腑に落ちています。

シャンパンタワーの法則というよりは、外側は自分の内側の投影という点でわかった という感じです。

嫌な人とか、気に障る人とか、ある程度はいると思います。

そういうとき、大抵の場合は相手が悪いと考えていると思います。

しかし、実際は、その嫌なこととか気に障ることは、自分の中で許せないこととか、自分が我慢していることなどに反応しているのであって、その人そのものが悪いわけではないのです。

その証拠に、その人のことを嫌いだと思っていても、その人のことを好きな人もいるわけです。

また、言われたことに腹を立ててたとしても、同じことを言われても全く腹を立てない人もいるわけです。

とすれば、嫌いだ、腹が立つ、と感じる理由は自分の中にある ということになります。

自分が自分に許していないこと、我慢していること、を相手がしているので、嫌だったり腹を立てたりするわけです。

なので、解決策としては、それらを自分に許してあげる以外ないのです。

相手は関係ないということです。

自分が自分に許してあげれば、これまで嫌だったり腹が立ったりした相手を、嫌になることもなくなるわけで、お互いが幸せになっていきます。

これをシャンパンタワーの法則でいえば、まず、自分を満たしてあげれば、周りの人は幸せになる ということになると考えています。

 

もちろん、自分に許していないこと、我慢していることは、それまでの人生で自分を守るために身に着けてきたことなので、そう簡単に許せることではないかもしれません。

ただ、今の人生を何か変えたい と思っていたら変え時かもしれません。

鎧を脱ぐのは一人では難しいこともありますが、ひとまずは自分を労ってあげるところからでもいいと思います。

経営者だって頑張ってますから。

経営者だから頑張っているのかも。

 

こういうシステムを理解していくと、最終的には相手は自分であり、自分が相手だということがわかってきます。

他人は変えられない と言いますが、他人を変える必要はなく、イラっとしたときに自分の中の何に反応しているのか と自分をみつめてそれに気づくだけでいいです。

他人は自分のマトリックス(枠組み)に気づかせてくれる自分の世界の登場人物という位置づけになるはずです。

私は徐々にそれができるようになってきて、だんだんイライラすることが減って過ごしやすくなってきています。

それが自分が自分の理解者である ということだと思っています。

とはいえ、いつもそれができるわけではありませんが。

できてない ということに気づければOKと思っています。

できることも、できないこともあって、それが自分です。

この辺の話はまたの機会にできればと思います。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。