自分の人生を生きる

最速で成果があがり、持続可能な経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。

 

先週に書いた、

『どうすべきか、どうあるべきか、というよりは、どうしたいか を大事にして決めていくようになります。

結果、日々が充実していくように感じています。』

について、もう少し書いてみたいと思います。

 

「選択理論」という『すべての行動は自らの選択であると考える心理学』があります。

意識的、無意識的かはありますが、すべての行動は自分で選択している という考え方です。

朝、歯を磨くのも、朝食を食べるのも、会社に行くのも、その仕事をしているのも、その会議にでるのも、その研修に参加するのも、夜飲みに行くのも、夜更かしするのも、、、すべて自分で選択している ということです。

この考え方に慣れていないと、場合によっては、いやいやさせられているのであって自分で選んでいない という感覚になるかもしれませんが、この選択の根源は突き詰めれば「快」を得るか、「不快」を避けるか の2つだと言われていますから、いやいややっている理由は「やらないと起こられるから」=不快をさける とか、「やらないと昇進できないから」=不快をさける というようなことが起きているかもしれません。

 

先に書いたように、その選択は意識的な場合もあれば、無意識的な場合もあります。

無意識的というのは、すでにルーティンになってしまっていたり、外の出来事に反応してしまっているだけの場合だったりします。

外の出来事に反応しているというのは、一つは、そうすることが当たり前になっていること。

ルーティンとも重なるところもありますが、例えば携帯がなったら出る とか、メールが来たら確認する とか、そういうことです。

もう一つは、感情的にイラっとしたり、ムッとしたりして、反射的に行動してしまうこと があります。

いずれにしても、まずは無意識的に行動していることを、意識的になってみる ということをおススメしたいです。

そうすると、日常の生活で意識的な部分が増えていって、「今、ここにいる」感覚が増えていくからです。

個人的な感覚としては、ちゃんと生きている という感じがすると思います。

そして、感情的な部分については、どうしてイラっとしたのか、ムッとしたのか、について自分を観ることで、自分はこういうときにイラっとするのか というように自分を知ることが増えていくからです。

自分が自分の一番の理解者になっていくことは大切なことだと思っています。

さらには、自分を知ることで相手との違いが明確になり、相手をよくわかることができるようにもなっていきます。

人と人は違う ということがリアルになっていくと思います。

 

意識的に選択できるようになったうえで、さらにおススメしたいのは、

「不快」を避ける選択をしようとしたときに、もう一歩踏み込んで「これを避けたい と思うということは、その代わりに やりたいことがある」と考えて、その「やりたいこと」を選択すること

です。

「不快」を避ける ということは、恐れや不安から行動することになりやすく、「ない」(不足や欠乏)を起点にしていてうまくいきません。

「快」を選択するということは、自分が得たい未来を選択することになりますから、実現しやすくなります。

人は未来に、楽しさや嬉しさ、心の安らぎ など、ポジティブな感情を得たいと考えています。

その感情を得たいために、○○に行きたい、○○を買いたい、○○になりたい と思うわけですから。

これをポジティブアプローチと言います。

なので、自分の「やりたいこと」に気づき、その時に得たい「感情」を感じて、行動を選択 することが大事です。

自分が心から安心できることを選択できるといいです。

余談ですが、ポジティブアプローチというと、すべてポジティブに変換してとらえる と誤解される方がいますが、未来にポジティブな感情を得たい のであって、現在は悲しいとか、つらいとか、イライラする とか、そういう感情はあってよく、むしろ、そう感じている と自分自身に気がついた方がいいです。

 

すべての行動に意識的になることは難しいと思いますが、ランチのメニューを決めるときとか、何かに迷ったときに「自分がどうしたいのか」に意識的になって選択する、その選択を続けていく ことが、他責ではなく、自分が自分の人生を生きていくことにつながっていくと思います。

これができてくると、自分とつながっているので自信となり、自己肯定感も高まるのではないかと思っています。

そして、その選択が自分にとって得たい未来につながっていくことであれば、日々が充実し、人生が充実していくことにつながっていくのではないかと信じています。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。