BE から始めよ!

最速で成果があがり、持続可能な経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。

 

バリでのいくつもの印象的な学びや経験の中から、今日は一つ書きたいと思います。

それは、アースカンパニーの共同創設者である 濱川トモさん の言葉でした。
(正確にはインドネシアの誰かに昔言われてハッとしたことらしいです)

これまでのあり方は、

DO
勉強、仕事、頑張る

HAVE
お金、名声、家

BE
喜び、しあわせ、充実感

だったと。

お金が欲しいから、能力を身に着けたいから、みんなから評価されたいから、、(HAVEを手に入れたいから)、

勉強も、仕事も、頑張る(った)(DO)。

その結果、DOして、HAVEできたんだけど、、、喜び、しあわせ、充実感のある状態(BE)にはなれていない ということが多いです と。

 

これはよく聞く話でもありますし、年収と幸福度の相関関係をみるとある年収以上は幸福度は上がらない という調査結果からも言えますし、(お金や能力などが)足りない、十分でない、という不足感や欠乏感を起点としていた場合、それはメンタルモデル的にもゴールはないので、いつまでたっても充足感を得ることはない というシステムからも言えると思います。

 

BEになりたいんだけど、BEになれないって、そもそもあり方が間違っているんじゃないか。

ということで、トモさんは これからのあり方 として、

BE
あり方

DO
Beを叶えるためのアクション

HAVE
Beを実現した結果得られるもの
(ウェルビーイング、幸福、充実など)

でしょう と。

まず、どんな自分でありたいか、どんな人生を送っていたいか、、それを決めて、そうなるためのアクションを実行して、その結果として、ウェルビーイングなどが得られている ということです。

 

これは私が研修やコンサルで一番大事だとお話している ポジティブアプローチ と同じです。

ポイントは、HAVEを目的にするのではなく、BEを目的にしていることです。

自分がどうありたいのか という「状態」を目的にするのがポイントで、HAVEは結果だということです。

また、どうありたいのか を掲げるといっても、ついつい外側次第で揺れることもあります。

こうありたい と思っても、会社では無理かな とか、家では聞いてもらえないかな とか、だからできない というようなことになりがちです。

しかし、決める ということが大事で、人が持っている「決める」ということにはものすごい力があって、その自分の力を信じてみて欲しいです。

 

私たちは目の前に問題があると解決したくなります。

そうなると、ついつい やり方(TO DO)の議論をしがちです。

しかし、本当にすべきことは、その問題が解決した理想の状態(TO BE)を確認することです。

DOをしてもBEは得られず、BEを決めるから効果的なDOを実行することができ、結果を手にすることができる。

人 でも、組織 でも、小さいことでも、大きいことでも、同じだなぁと思います。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。