ワーク？ライフ？バランス？
働き方改革×チームビルディング
変わりたい社長を応援するブログ
～a Day in the Life~
変わりたい社長のメンタリングパートナー
梶川です。
この週末も3連休でした。今日はその月曜日。
カレンダーでは休日です。仕事が休みの方も、仕事が始まっている方も見えると思います。
最近は「働き方改革」が主流になってきているので、「ワークライフバランス」という言葉があまり使われなくなっているように感じますが、ワークライフバランスで誤解を受けているのが、「ワーク」と「ライフ」のバランスをとりましょう という表現。つまり、仕事とプライベートをバランスよくやりましょう というような感じです。
なので、5時になったら仕事を終えて、プライベートの時間を大事にしましょう という誤解がありました。今ではそこまで極端なことが言われることは少なくなっているように思います（と信じたい）。
今さら言うまでもありませんが、「ワークライフバランス」は「ワーク」と「ライフ」のシナジーを意味しています。仕事が充実すると人生にもよい影響を与え、ライフ（プライベート）の充実が仕事へ良い影響を与える というものです。
これは、メンタル（心の充実のようなもの）の側面もあれば、スキルやアイデア（やり方や発想の相乗効果）の側面もあります。
という点で、仕事のやりがい とか、働きがい とか が大事になってきますので、単に定時になったら帰ります（仕事はいやいやだけど）というのではワークライフバランスにならないのですね。
ONとOFFをそれぞれ充実させる という表現が用いられることもあります。
余談ですが、働きやすい職場というのは、単なる福利厚生ではなく、仕事のやりがい、働きがい につながらなければいけません。オフィスのリノベーションも流行ってきていますが、そういう視点が必要だと思っています。
弊社の場合、7年前にワークライフバランスに取り組むときに、以下のようなイメージを持ちました。
一般的なワークライフバランスは左図のイメージ。しかし、1日8時間働いたとして、往復の通勤時間を入れると、10時間くらい（場所にもよりますが）。睡眠時間を除いて、少し残業したものなら、1日のほとんどは働いている時間となります。
ということは、働く ということが充実したものでなければ、人生が充実したものにならない と思い、右図のようにLIFEのなかにWORKがあるイメージを描き、弊社の活動をHappy Work for Happy Life と名付けて取り組んできました。過去形なのは、こちらでの記事でも書きましたが、Happy というニュアンスが短期的ということを知り、現在変更予定中だからです。さらに充実した取組み内容とともに、あたらしい活動名を近日公開予定です。
（これも余談ですが、先日あるセミナーで株式会社オカムラのBeeというオフィスにお邪魔したら、働き方改革の定義として「Work in Life」とありました。一緒じゃん と思いましたが、悔しいですがあちらの方が恰好いい感じでした（残念））
ただ、最近思うことは、先ほどの右図のイメージも時間のイメージで書いていたな ということです。
今日は私の会社は休みです。ですが、数時間仕事をしています。2足のワラジを履いているというのもありますが、サラリーマンだったら休日出勤になってしまいます。
特に負担感はありません。やりたいことをやっているからです。
よく、遊ぶように仕事をする と言います。遊んでいるときと同じくらい仕事に熱中する とか、仕事とおなじくらい遊びも一生懸命やる とか、いろいろな解釈をされているところですが、個人的には遊んでいるときのような集中力というものが仕事で発揮されるためには、本当にやりたいことや自分の強みを活かせることをやっているときで、それが実現できたら、仕事と遊びの境界がなくなるのかな と。そういう意味でも、こういうことが大事になってくるのでしょうね。
そうなったら、1日に働く時間とか1週間で働く時間とかで管理することはナンセンスになってきて、本当の意味でフレックスになってくるのでしょうね。弊社では一応フレックスにしていますが、1日のスタートがフレックスになっているような感じで、1日の時間はまだまだ8時間という一つの見えない縛りがあるように思います。
長時間労働は集中力の低下を引き起こしたり、過度の長時間労働は身心に不調をきたしますので、労働時間管理というものは必要だと思いますが、その範疇なら固定的な時間に依存しない働き方になっていくのは必然のような気がします。副業（複業）の流れもありますしね。
とはいえ、労働とそれ以外の境界がなくなったとき、労働時間管理の意味をなすのだろうか…
働く場所もフレキシブルになっていくでしょう。
これも余談ですが、弊社事務所、雨漏りします。社員から建て直しや引っ越しの意見がでてきています（苦笑）。なので、この際、「事務所なくす？」という問いかけをしています。さて、実現するでしょうか。
それでは今週もよろしくお願いします。