働き方改革×チームビルディング

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～a Day in the Life~

変わりたい社長のメンタリングパートナー

梶川です。

 

このブログでも度々紹介しています、効き脳診断。これは、人の思考特性（考え方のクセ）を表します。A:理論的に考える人、B:計画的に考える人、C:対人関係など感覚的に考える人、D:直観的でアイデアを思いつきやすい人　といった４タイプで自分がどのタイプがどの程度優勢か　が診断でわかります。

たとえば、カフェを出店しようとしたときに考えることは、A:予算はいくらくらいかな？　B:工程通りに工事はすすむのかな？　C:店長やスタッフはだれかな？　D:外観やインテリアはどうなるかな？　といったように、それぞれバラバラなのです。これは考え方のクセなので、自然とそうなっているということを理解しておくと、コミュニケーションエラーを防ぐことができます。

 

そして、もう一つ考慮すべき、大事な特性があります。それが、行動特性　です。

行動特性は、「自己表現性」「自己主張性」「柔軟性」の３つです。

 

自己表現性とは、自分の意見や感情を表にだすかださないか。

自己表現性の強いタイプは、自分のことを話したり表現したりするのが好きで、活動的にうつります。食事をしたときに、「おいしいね」と思わず感想を述べたり、景色のよいところでは「きれいだね」と言ったりします。おしゃべりだったり、にぎやかだったり、注目を浴びるのが好きで、目立ちたがり屋でもあります。

自己表現性の弱いタイプは、感情を表に出さず口数がすくない、物静かです。一人でいることを好み、注目されるのが苦手で、あまり目立ちたくありません。

 

自己主張性は自分の意見を主張し、相手に受け入れてほしいかどうか。

自己主張性の強いタイプは、競争心が強く、人と違う意見を堂々と主張し、自分の意見を通そうとします。その場を仕切りたがる人もこのタイプです。基本的にせっかちで、急いでないのにエレベーターの閉ボタンを連打するのもこのタイプです。

自己主張性の弱いタイプは、人との対立をできるだけ避けようとします。自分と意見が違っても、あえて反論せず、黙って従います。平和主義者なので対立するくらいなら自分の意見は通らなくてもいいと考えているため、周囲からは温厚な人と見られます。仕切り役よりサポート役に回り、基本的にマイペースです。

 

柔軟性は環境の変化等への適応性です。

柔軟性の高い人は、どんな状況にも対応できます。白黒はっきりつかないような曖昧な状況でもとまどったりしません。急な予定変更にも、そんなことあるよね　といって受け入れることができます。周囲からは協調性があって寛大な人　と見られがちですが、なかなか決断できないという面もあります。

柔軟性の低い人は、意志が固く、物事がきちんと進んでいくことを望んでいるので、急な予定変更はもってのほかです。自分の中に明確なルールや確固たる意志があり、他人の意見には左右されません。周囲からは頑固な人と見られがちですが、決断が早く、周囲に影響されないので、何事にも迷いがありません。

 

思考特性はあくまでも、考え方のクセです。それが表に現れるかどうかは、行動特性によってきまります。

自己表現も自己主張も弱い人は、考えても意見を言わなかったり、行動しないので、周囲からは何を考えているのかわかりづらいです。

では、何も言わないから何も考えていないかというと、自己主張が強いのに自己表現性が低い人は、思っていることはあるのに言わない人です。

 

生産性の高いチームの要件である、心理的安全性の高さ　を実現するためには、メンバー1人1人にとってその場が安全安心であることが必要なので、全員が思ったことを発言でき、受容されている状態が理想です。

つまりは、メンバーそれぞれの自己表現、自己主張、柔軟性の強弱のレベル感がそろっていることが望ましいのです。レベルの強い人は弱い人に合わせてレベルをさげ、弱い人に話しやすくする。逆に、弱い人はレベルを上げて、勇気をもって、もしくは遠慮せずに話す。それがチームとして機能していくことになるのです。

 

かくいう私は、自己表現、自己主張ともかなり低く、柔軟性はかなり高いです。

こんな私にとってはブログを書くというのはかなりハードルが高く、昨日の記事のようなことがあるとすぐにへこんでしまい、心がザワザワしたり後悔したりするのですが、なんとかビビりながら目立たずにやっていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 

それでは、今週もありがとうございました。今週末は、こんな私でも自己表現、自己主張を安心して上げられる場で、叱咤激励されながら楽しく学んできます！

Have a nice weekend!