働き方改革はさらなる成長へのベースづくり
働き方改革×チームビルディング
変わりたい社長を応援するブログ
~a Day in the Life~
変わりたい社長のメンタリングパートナー
梶川です。
昨日、本巣市商工会の方々が16名も弊社に会社訪問に来ていただきました。
目的は働き方改革の事例の研修ということでしたが、これほど大勢の方が来られるというのは初めてです。工場でもない弊社事務所は見学するには小さくて、見どころもないため あっという間に 終わってしまいます。
道を挟んで反対側に大手企業の研修施設があり、時折お借りして弊社の会議などを行っているのですが、そこを借りてプレゼンにて活動を紹介し、最後にちょろっと実際の現場を見ていただくことにしました。
約1時間ほどのプレゼンの前半は弊社の取組みのご紹介。後半はセミナー等でお話ししている 本当の働き方改革 についてを説明させていただきました。
弊社の取組みについては、時系列でやってきたことを整理してお伝えしているのですが、大きく分けると、①意識改革期 → ②トップダウン期 → ③巻き込み期 → ④ボトムアップ期 となります。
こうやって進めていこうという全体像があってやってきたわけではなく、セミナー等でお話しする機会が増えて、改めて振返ったらこんな感じだった というところです。
チームビルディングでは自立型組織の3要素として、人材力(人と人は違うということ)、組織力(組織の目的やビジョン)、関係力(コーチング的なコミュニケーション)がありますが、これを知って進めていたらもっと早く変化したのに と思うところと、それを知らずによくここまでたどりついたな という思いもあります。
振返って、やってきて肝だったな と思うところは、取り組むにあたっての目指すところ(組織力)と活動の3本柱(お互いを尊重する(人材力)、みんながHappyに、自分たちで創り上げる)として、それを意識改革期に何度も伝え続けたこと、トップダウン期に毎月の面談を始めてここでも伝え続けたこと、そのときに聴くことに重点をおいたこと(関係力)、属人化を排除するために応援しあう風土になってきたこと(関係力) かなと。
あとは、これらを補強するための活動をやってきたような感じです。
ボトムアップ期になってからは私の手を離れていますが、自分たちで試行錯誤しています。会社として動いていくためのさまざまなことを自分ごととして考えて、どうすればよいか考えています。
いわゆる 会社がなにか提供してくれる とか、会社がなんとかしてくれる というのは、ほぼなくなりました。こういうベースが出来上がると、いろいろな試みがやりやすくなると感じています。
例えば、テレワークとか、副業とか、社員にとってどうありたいか、どうあるべきかを自分たちで議論するので、自分たちに良いようにしくみが整っていきます。意見を交わすことは重要ですが、後ろ向きだけな意見にかまう無駄な時間は費やさなくてもよいので、有意義な時間になっていきます。
こういう取組みは終わりがあるわけではありませんし、弊社もまだまだ足りていないこともたくさんありますが、少なくとも変化してくことが楽しみではあります。
働き方改革 といって進められている会社も多いと思いますが、1年や2年でやめてしまうのはもったいないと思います。まだ、始められていなければなおさらもったいないです。こんな感じを味わってもらいたいなと思います。