会社として大事にすることを共有する場は大事

働き方改革×チームビルディング

変わりたい社長を応援するブログ
~a Day in the Life~

変わりたい社長のメンタリングパートナー

梶川です。

 

昨日は、弊社リーダーズミーティングでした。

時々このブログでも書いていますが、今年度、リーダー層とともに弊社の
成果=重要業務×技術・スキル・資格×マインド
の公式を紐解いて整理し、共有する時間を月に1回、2~3時間取っています。

この目的は、
・弊社における成果を生み出している重要業務とそれらを遂行するのに必要な技術等とそれを支えるマインドを明確にすること
・それらの理解をリーダー層で共有すること
・明確にしたうえで振返りのベース(成長のための)
・部下育成の指標
とするためです。

数カ月に渡って整理してきたものを、ひとまず完了し、まとめるに至りました。

感想を聞いてみると、あらためて整理するとわかりやすい、時間があいたことは忘れている、というような声がありました。

ここで大事なことは、整理しておしまいにしない ということです。ありがちなのは整理したものを配付したら、ファイルして二度と開かない というようなことです。

なので、リーダーたちにどうする?と聞いてみたところ、パソコンの壁紙にするとか、掲示するとか、振り返りのときに活用するとか、業務ミーティングの際に確認する などなど出てきましたが、どれもう~んという感じで、決まりません。

研修などと同じで、学んでおしまい というのが一番もったいなく、学んだこと、今回でいうと整理されたこと が日常の仕事に落とし込まれているのが理想です。

従って、大部分はすでに運用している帳票等に付加することとしました。

運用する側はいちいち今回の整理したこと と意識することはありませんが、知らず知らずのうちにやっている という状況をつくることにしました。

あらたに取り組まなければいけないようなことは、課題設定をして取り組むことにしました。

 

今回まとめたものは、すべてが出尽くしているとは思えませんし、運用しながら追加、削除していくものになりそうです。また、やってみて思ったのですが、業務で整理すると、その「間」のことをどうするか がうまくカバーできない気がしました。定められた業務以外には気がいかなくなるような。マインドでカバーするにしても、マインドは見えないし。

ということで、振返りに使うということは難しいと判断し、そこは保留としました。たぶん、評価制度の専門家と作ったらもっと精緻なものができるとは思うのですが。

 

そこで、組織の目的などは変化するという前提で、自立型組織や学習する組織(こういう表現では伝えてないですが)であるための行動指針のようなものを整理して、社員に展開しました。普段から話していることではあるのですが、整理したもので披露するのは初めてです。

思いのほか好評(どちらかというと、凄い!という反応でした)で、そういう組織になっていきたい という反応だったので、これを会社の現状を測る診断ツールとして活用する方向で検討しています。

どんな風になっていくか、楽しみです!