トップアスリートに学ぶ目標達成のヒント

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梶川です。
先日テレビを観ていたら、男子マラソンの世界記録保持者のキプチョゲ(ケニア)の特集コーナーがあって、その中で印象的なコメントがありました。
マラソンで大事なことは勝ち負けではない。勝つための準備をすれば勝てる。だから、大事なのは準備だと。
勝ち負けは結果論。だからといって、結果にこだわっていないわけではない。
その時になって結果のことをとやかく言ってみてもどうしようもない。だから、準備が大切であり、結果が出なければ、その準備を見直すということでしょう。
やることを決めてそれを実行する。その最中は「今」に集中しているのだと思います。
どうしてそんなに早いペースで走れるのかとの質問には、マインドと答えていました。フィジカルが走れないと言ってもマインドが走れると言っていれば走れるのだと。
そのマインドを持ち続けるために今でも地元で若手たちと厳しい環境で練習しているそうです。こういうことも準備の一環なんですね。
そして、もう一つ。彼は人類では絶定無理と言われてきた、フルマラソン2時間切りを目指しています。あと、1分39秒です。
そして、その自信は?と問われると100%と答えました。自分ができると信じているからと。100%自分を信じているように見えました。
その日の違う番組で、大坂なおみさんのインタビューがやっていました。
来年の目標は?ときかれて、世界ランク1位と答えていました。
そして自信は?と問われると できると思う と。
ここでも自分はできると信じているから と言っていました。そして、そのためにやることは明確になっているとも。
同じ日に二人のトップアスリートから同じことを聞きました。
自分に自信を持つ。
自分以上に自分に自信を持てる人もいませんが、何よりまず、自分が信じていないことは実現しようがありませんね。
それでも、結果が伴わないことはあります。信じ切っていないからなのか、それこそ準備が整っていなかったのか、専門家でないのでよくわかりませんが、それでも信じ続けることが大切なんでしょう。
よく、欧米のアスリートが試合で結果が出なかった時に、It’s not my day today(今日はついてない)と使います。強がっているような感じですけど、なんとなく、自分には自信があって、たまたま今日は自分の日じゃなかった と言っているようにも感じます。つまり、いつか自分の日が来ると信じているのかなと。その点では、時間軸は長いのかもしれません。まぁ、この辺は定かではないですが(^_^;)
そうは言っても、凡人にはなかなか自分を信じきるのは難しいですし、ある意味、思いの強さが足りないのかとも思いますが、それでも、やっぱり自分が信じてないことは実現しない(疑っていたら躊躇したり出し惜しみするから)というのも真理かなと思うので、自分を信じる をやってみようと思います。
自分の決めた目標に向かってやるべきことを定め、その道中は「今」に集中し、自分はできると信じる。
頭で理解するのと、心底そう思うのではすでにちがっているのでしょうけど。