働き方改革の現場で起きていること

働き方改革×チームビルディング

働き方改革はチームビルディングで実現!

人が活きて業績があがる本当の働き方改革を広める
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。

 

先週、政府広報に弊社の記事が掲載されました。
中小企業も働き方改革

事例集の中部地区やその他業種のところに掲載されています。

また、同じタイミングで新聞にも掲載していただきました。

取組みを継続してきての結果であって、掲載されようとして取り組んできたわけではないのですが、何らか世の中の企業様にお役立てできるのであればとの思いです。
(社員の反応は薄いですが(苦笑))

 

結果だけみると、何やら凄そうに見えますが、実際のところは、日々そういった実感があるわけでもなく、まだまだ課題も多いです。

弊社のビジョンの中の1フレーズに、新入社員から社長までなんでも言える会社 というのがあります。

かなり社員同士の仲の良い会社であると自負しておりますが、みんながみんな、なんでも言い合えているかというとそこまでは達していません。

そこに至るには、人と人の違い であるとか、聴き方や伝え方、あり方 など、もっともっと質を高めていかなくてはいけないな とちょっと前から思っていました。

そこで、改めてその大切さを共有し、あえて社員同士の対話を増やすことをしてきましたが、ちょっと会社としてざわついてるかな という感じがしています。

こちらのコラムで書いているように、タックマンモデルの新たなる谷に向かっている感じです。

 

弊社は年に1回、アンケートを取っています。

Well-Being Action としての活動は社員(チーム)にお任せしていますので、アンケートも彼らが主導していて、私は関与していません。最近、直近の結果がでてきまして、数値としては若干ではありますが悪化しています。

必ずしも実態が悪くなったということではなく、求めるものが高くなってきたり、理解が深まってきたことによるギャップの明確化 が数値に現れているところもあるだろう とみています。

 

ただ、自由意見の欄があって、数件は社長に向けたメッセージがあります。

明らかにこれまのアンケートに比べて、厳しいものがあります。

直接言わずにアンケートに書く というのがどうか というのも含めて、正直、自分の心としてはざわざわします。

さんざん、セミナー等で「トップの覚悟」とか、「谷に向かうのは自然なことですから」とは言っていますが、やはり、ざわざわするものはざわざわするんです。

 

人の行動のメカニズムは、車で表現できます。

過去から未来へ向かっている車があるとして、

前輪が ①思考 と ②行為
後輪が ③生理反応 と ④感情

そして、願望というハンドルを握っています。

①思考は、頭の中で考えること、イメージすること。
②行為は、外からみてわかる動作や表情。
③生理反応は、身体反応や体のコンディション。のどが渇く、汗がでる など。
④感情は、快/不快、気分や気持ち。喜怒哀楽など。

ここで、ハンドルがコントロールできるのは前輪です。

つまり、思考や行為はコントロールできますが、生理反応や感情はコントロールできないのです。

 

私の心のざわざわはコントロールできないから、自然に起きていることです。

しかし、だからと言って、喜怒哀楽をそのまま出してしまったらリーダーとしては失格ですね。

一貫性がなく、社員からも信頼されなくなってしまいます。

なので、思考を整理して、行為をコントロールします。

 

この会社がどうなっていることを目指しているのか。

未来の社員はどんな風に働いていて、どんな表情をしているのか。

いわゆるビジョンを再確認します。

一方では、なんでざわついているのかな と、自問自答してみたり。

痛いところつかれているとざわざわしますからね。

もしくは、社員が期待するような反応をしていないからかもしれません。しかし、自分の思うようにはならないものです。

 

こんな風に、思考を整理して、今月の面談に臨もうと思います。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。