問題解決は問題を解決しないこと?

働き方改革×チームビルディング

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変わりたい社長のメンタリングパートナー

梶川です。

 

月曜日、チームビルディングの石見師匠のところで、コンサルティング、コーチングのトレーニングをしてきました。

多くの学びと再確認がありました。

 

私たちは問題が起きているときに氷山モデルに照らし合わせて考えます。

社長は起きている問題を「問題」として解決したがっています。

しかし、その「問題」を表面的に解決しても「問題」は解決しないこともあります。

相談者自身が「本当の問題」を認識していないことがあるからです。

なので、「本当の問題」を解決するために、「本当の原因」をヒアリングから探していくのですが、その参照モデルが氷山モデルです。

 

起きている「問題」は氷山でいうと、海上に出ているところ。出来事レベルです。

そして、その出来事は時系列でみると何かしらパターンをなしていることが多いです。例えば、定期的に起きている、増加傾向がある、ある時を境に増加している などなど。時系列のグラフを書いてみるとわかりやすくなりますね。

そうしたら、そのパターンをなしている構造を探ります。たとえば変化点で人が辞めていれば、1人当たりの負荷が増えている とか、組織の制度がかわってそれによってコミュニケーションが悪化している とか、です。

そして、その構造に影響している組織や人のメンタルモデルを探ります。残業している人が偉い という風土だったり、忙しくしていないと働いた気がしない などです。

ちょっと例えがよくないのでわかりにくいですね。詳しくはシステム思考を学んでいただくのが間違いないかと思います。

 

さて、ここで重要なのは、メンタルモデルというのはその人や組織の長年の積み重ねのなかで創られたものなので簡単には変わらない ということです。

ですから、「本当の問題」を解決しようと思ったとき、解決策を施すのは「構造」の部分。「構造」を変えることで「行動」を変えて、メンタルモデルにもゆっくり影響を与えながら「本当の問題」を解決していくということなのです。

メンタルモデルを直接解決しようと思ってもそれは難しく、堂々めぐりに陥ってしまうリスクがあります。カウンセラーならよいですが、組織のコンサルティングという立場ではそうではありません。できるだけ短時間に「芯」に当てにいきたいのです。

 

実際にはまだまだ修行が足りず、ヒアリングしていてすぐに結びつかないところもあるのですが、自分の備忘として書いておきます。

ジャイキリメンバーの間では「問題を解決せずに問題を解決する」と言っています。深いです。