人はそれぞれ ですよね?!

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梶川です。

 

今日は読んでいただいている方に参考になることはないと思いますので、お忙しい方はスキップしてください。

 

昨日、大坂なおみ選手のインタビューのことでボヤいてしまいましたm(_ _)m

本当にボヤいても何も建設的なことはなく、ちょっと反省しました(^_^;)

 

なぜ、ひっかかったのかなぁ と考えていたのですが、小さいときから他人に「お前はこういうやつだ」と決めつけられるのが嫌だったので、大坂選手が日本人らしい謙虚さ などと、さも日本人を代表しているというような形容のされ方に反発したのかもしれません。

大坂選手は大坂選手だ と。

少年期の話ついでではありますが、部活動の 全員で走ってこい とか、みんなが同じトレーニング という、昔では一般的な指導にも反発していましたね。

自分の可能性は自分で決める! 他人に限界を決められたくない! くらいの気持ちもありました。
(今考えると何と傲慢な…そして今決めている自分の限界はかなり低いですが(^^; )

 

組織変革をしていると、というか、そうでなくても ですが、一般化する場面によく遭遇します。

今どきの若いもん
うちの技術ときたら
わが社の営業は

いやいや、構成している人それぞれ違うでしょ!と思います。

みんなそれぞれ自分の人生を歩んでいるんですよ。背景も違えば思いも違うし、価値観も違うし。

そう思いながら社員とも向き合っているし、コンサルに入っている場合もそうやって一人一人をよく見るようにしています。というか、自然に見てますね。

ストレングスファインダーでは、個別化 が一番だったので、そのせいかもしれません。

 

昔からこうだったかというとそうではなく、自分がひとくくりにして表現されるのには反発していたけど、人のことは結構ひとくくりにしてたと思います。

まさに、あの部署は とか、あの人はこういう人 という感じで。

前職時代、先輩と帰宅途中でどっちの道が早く帰れるかという話になって、「こっちですよ、絶対」と答えたんです。「絶対」と付けちゃうのが口癖だったんですが、その時先輩に「なんで絶対ってわかるんだよ」と言われました。言われて初めて口癖に気づいたんですが、まぁ口癖なので本当に絶対と思っているわけでもないのですが、「あぁ、軽々しく 絶対 って言っちゃだめだな」と思ったのを覚えています。

それから、何事も決めつけてはいけない と思うようになって、それこそ、この人はこういう人 なんていうのはダメなんだなと気づいたのです。

そのおかげでイギリスに3年赴任したときに、あまり抵抗なく異文化や英人を受け入れることができたかもしれません。

 

もう一つは、有名な話ですが「桃太郎」の話しです。

いやいや、桃太郎が鬼退治に行くという話ではなくて、鬼の子供が桃太郎という極悪人に突然の襲撃を受けて親を亡くしたという悲しい話です。

事実としては一つなんだけど、見方によって話が変わってしまうという例えで、どこかで聞いた有名な話ですが、よく意識しています。対面した人に対して自分が思っていることや見えていることは1面でしかなくて、その反対側にも思いをはせて理解したいなと思ってます。

当然、ケースバイケースで抽象度を上げた方がよい場合もありますから、いつもいつも個別化しているわけではないのですが、どちらかというと自分のクセは放っておくと一般化してしまうので、注意しています。

 

大坂選手の話から昔話になってしまって、読んでいただいた方には申し訳なく思います。

今日もありがとうございました。