最短ルート

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梶川です。

 

昨日から両親を連れて能登町にお墓参りに来ています。途中、富山の親戚宅に寄っているので、片道500kmくらいになります。

自分が運転なので、考える時間がいっぱいあって、余計なことをたくさん考えました。

 

その一つが、昨日、触れた時間軸のことです。

内容としては、直接的にはあまり関係ないですが、勝手論で書いてみたいと思います。
読んでためになることはあまりないと思いますので、お忙しい方は飛ばしてください(^^;

 

何かを学んだり、何かに取り組んだりするときに、回り道したくないということがあります。

効率よく早く目的地に着きたい ということです。

自分も昔はこういう考えでした。ムダなことは一切したくない。最短最速で達成したい と。

 

でもこれって、あらかじめ分かっている道なら可能だけど、これから行く道のことはわからないのだから、何が最短最速かはわからないな と最近思うようになりました。

なぜなら将来のことはわからないから。つまり、時間軸が入ってくるから。

さらには、ある人が達成した方法があって、だから、道はわかっている と思っても、その人と自分は違うし、その時間も違うし、ということは環境が違うし、としたら、わかっているつもりの道は実はわからない道だよね と。

 

例えていうと、飛行ルートの最短ルートは一般的な地図(メルカトル図法)で表現すると、こうなります。

 

FLand-Ale日本世界地図より

一見、遠回りしているように見えます。

 

が、距離や方位が正しい地図(正距方位図法)で表現すると、ちゃんと直線になっています。

最短です。

 

FLand-Ale日本世界地図より

なんでかっていうと、3次元のものを2次元で表現しようとするから無理が生じるんですよね。

あたり前なことを偉そうに書いてすみませんf(^^;

 

先ほどの最短最速の話しは逆のケースで、さらに時間という次元が入ってくるから、自分が想像する最短ルートが本当に最短かどうかなんて全く分からないなと思うのです。

さらには、その時間がどれくらいの長さかによって、評価が180°変わることもありますよね。

失敗だと思ったことが、あとあと考えてみると、そのおかげで上手くいったとか。

 

だから、個人の人生なら死ぬとき。会社経営だったらずーっと先までを見据えていくと、何一つ無駄なことはないんだろうなと。今やっていることが最短最速なルートなんだろうな と思うのです。

 

うーん、わかりづらい話になってしまいましたね。
地図の例えなんて、例えになっていないような気がしますが^^;

 

まあ、経営という視点でいえば、短期的に成功したと思って10年後には失敗している例はたくさんあるわけで、着実に、今ベストと思えることをやり続けていくことが大事なんではないかと。

それでも、その失敗すら将来のためにはベストなことなのかもしれないな….

と、暇に任せて思う、理由がないと行動するのが不安になる男の53歳の初めての朝でした。

最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(__)m