やっぱり解は現場にある

働き方改革×チームビルディング

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梶川です。

 

今月も面談をしています。

まだ、全員とは終わっていませんが、今月は傾向があります。

 

一つは対話のこと。

リノベーションでのことは以前書きましたが、その時の状況を踏まえて、どのように目指すものに向かっていくか ということが彼らの中で課題になっています。

前回の全体会議では、

これまでに時間と労力もかけてきているし、みんなも納得していると思っていたので形にしたい、主体的なメンバー。

予想したものより立派なものであり、そこまでする必要があるのか と、異を唱えたメンバー。

の意見の対立があり、なんとなく腹に落ちないながらも方向性を見つけて動くことになりました。(ルービックキューブ!)

 

個別に話しているのは、「何のために」それをやるのか を考えよう ということ。

それを実現するためにお互いの意見を聴き、言い、対話しようということ。

お互いの意見が「何のために」を実現することが起点であるならば、お互いを尊重し、感情のざわつきも正直に伝えながら、対話していこうよ と。

もし、意見の起点が自分個人の損得であるならば、ちょっと置いておこう と。

そのためには想定しているより時間軸を長くとることも必要かもね と。

全体会議から時間が経っていることもあり、各自、冷静に自分と向き合って考えてくれているようでした。今後の行方が楽しみです。

いずれにしても、それぞれが自律的に行動していくためには、「対話」が絶対的に必要だな と感じています。この時間を端折らずに、確保していかなければなりませんね。

 

二つ目は、リーダーシップのこと。

先ほどのリノベの主体メンバーの話とも重複することではありますが、想いや意見があって、行動することに抵抗があるという話がありました。

遠慮するということでなく、行動するのはいいけど周りがついてこないのではないか というちょっとした不安でしょうか。

そこは先ほどのことと同じで、自分の思いの起点が「会社をよくしたい、みんなが楽しく働ける環境にしたい」ということなので、それなら遠慮する必要はないよ と伝えました。

弊社のワークライフバランス スローガンは「小さいけど日本一楽しく働ける建設コンサルタント」なので、そこに向かっています。

 

また、最近、お客様に迷惑をかける問題を起こしました。

当然、できる対応をしているのですが、面談のなかで「当社は『日本一お客様に信頼される建設コンサルタント』を目指しているのであれば、もっとほかの対応の仕方があるのではないか」という意見がありました。嬉しいことです。

どんなやりかたか、そのためにあなたはなにができるか、障害になることはないか、社長がやるべきことはあるか、などなどをやりとりして、一歩踏み出すことができました。

強みを発揮することがリーダーシップであり、どちらもまさにミッションの名の下に奉仕者になっています。つまり、サーバントリーダーシップ
(サーバントというと部下の言うことを聞く と誤解されがちですが、そうではないです)

役職に関係なく、目指すものに向かって強みを発揮してくれる風土になりつつあるかなと思いました。

ただ、まだまだ対話にしても、リーダーシップの発揮にしても遠慮があるのも事実で、それは、必ずしも全員がミッション起点でないこともあるのが原因だと思っています。

発揮する主体が勇気をもって行動することが大切だとは思いますが、彼らだけに負荷を与えるのもいけないと思うので、その障壁を取り除くのが当面の私の役割かなと考えています。

出すぎず、様子を見ながら、共に成長していきたいと思います。