働き方改革や組織変革の真実

働き方改革×チームビルディング

働き方改革はチームビルディングで実現!

人が活きて業績があがる本当の働き方改革を広める
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。

 

テレビドラマの「ノーサイド ゲーム」が人気ですね。

と言っても、来週が最終回ですので、今ごろ何を言っている という感じですが^^;

ラグビーワールドカップの開催に向けて、弾みがつくのではないでしょうか。

 

ドラマのあらすじは割愛しますが、低迷している社会人ラグビーチームとその会社を舞台に、チームとしても成長し、結果をだし、会社の中での人をめぐるドラマがある という感じでしょうか。

チームビルダーとしては、ラグビーチームの成長の変遷に注目してしまいます。

タックマンモデルに照らしてみると、

目標も曖昧で下位に低迷しているチーム(形成;フォーミング)が、左遷されてきたラグビー素人のGMによって、本音で言い合うことを避けられず(嵐;ストーミング)、できあがった一つの目標に向かって努力し(秩序;ノーミング)、優勝する(かもしれない←最終回に明らかになるでしょう)(成果;トランスフォーミング) という進展をとげています。

(タックマンモデルについてはこちらのコラムにて)

ドラマであるだけにちょっと出来過ぎだと思いますが、それでも細かい人間ドラマがあって、成果をあげるためにはある程度の期間がかかっています。

 

実際の組織変革や働き方改革の現場でも、いろいろな出来事が日常的に起こっています。

しかし、世の中では、これをやればよくなる とか、この制度を入れれば成果がでる とか、このツールを入れれば残業がへる などと、何かオートマチックというか、必殺技でもあるかのような勘違いをされているケースが多いような気がしています。

最近は、チームビルディング という言葉も少しずつ市民権を得てきて、チームづくりにはゲームが有効という声も聞かれます。

ゲームは確かに有効です。私もセミナーで仮想体験ゲームをします。

これによって、いろいろな気づきを得られます。日常的に仕事をしているチームでやれば、その時点での課題もみえてきます。

しかし、大事なのは、そのあとです。1回くらいゲームをやったからといって解決するものではありません。他の施策も同じです。

実際は、施策を実行し、直面する日常の細かな課題に取り組んで解決し、また、次の課題に取り組む ということの繰り返しです。

その結果、ある程度の期間は必要です。

 

このときに、もぐらたたきのように、目の前の問題だけをたたきに行くとうまくいきません。

先のタックマンモデルを参照し、自組織の現状がどこにあるのかを踏まえて本当の問題をみつけて、必要な施策を打つことが必要です。

石見式チームビルディングでは、必要に応じて必要なゲームやワークを打てるのが特徴です。

しかし、考え方はシンプルなのですが、結果はコントロールできません。

良くなることは間違いありませんが、どのようによくなるのかはわからないのです。

なぜなら、答えは組織のメンバー中にあるからです。だから、丁寧にメンバーによる対話が必要なのです。

その結果、ある程度の期間はかかります。

ですから、成果を出すチームにするためには、面倒くさがらずに丁寧に進めることが大切だと思います。

 

さて、ノーサイドゲーム。

君嶋GMが先回の最後に、生きてくことはつらいなぁ というようなことを言いました。

信じてきた上司に裏切られての言葉ですが、大企業ならではというかなんというか。

決められたルールの中で最善をと思ってやってきていることが裏切られてつらいケースだなぁと思ってみていました。

会社で生きていくうえでは、会社の決めたルールの中で勝負することを考えなければいけないのでしょうけど、そもそもそれが世の中で(人として?)正しいことなのかどうか。

少なくとも、人として正しいことだよねって言える会社にしなきゃな と最近思っています。

そうすると、社会の資本主義の中で生きていくうえでは、そのルールの中で勝負しなければいけないのでしょうけど、そのルールだって正しいのかどうか って考えてしまいます。

そうすると、人や組織の進む道は??

気づいちゃった人から変わるしかないのですね。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。