働き方改革の目的は?
働き方改革×チームビルディング
働き方改革はチームビルディングで実現!
人が活きて業績があがる本当の働き方改革を広める
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。
ここのところ、働き方改革という視点で弊社の取組みをご紹介する機会が続いていて、改めて経緯や取り組んできたことを眺めてみることができました。
取り組んできたことを列記すると、それなりに多くのことをやってきています。
大まかに書けば、
・どんな会社にしていきたいのか を明確にして周知→意識改革
・フレックスタイム制度導入←2014頃から朝型に自然にシフト
(コアタイム9:00~12:00)
・半期の振返りにライフの振り返りも実施
・多能工化と協業意識の推進
(技術部だけでなく全社での協業意識) 例)総務女子社員が設計CADにTRY
・ほとんどの会議を廃止
・短時間勤務制(育休復帰社員)
・繁忙期(12~3月)以外の毎週水曜日ノー残業デー
・給与明細を渡すタイミングで全員と個別面談
・全員がトイレ掃除当番
・年に2回のwell-being会議(みんなの働き方や価値観などを共有)
→お互いの意見を聴き、受け止める場
・デイリープランシートの運用(日々の業務計画と振り返り)
→業務の無駄に気づく機会
・各種ITの活用(業務プロセスの共有、休暇等の共有、
共有の迅速化)(desknets,chatwork)
→協業意識の推進、業務属人化の解消
・カエル会議の開催(目標の進捗確認、労働時間・休暇の確認)
→働き方の振返りの機会(毎月開催)
・Leaders’ Meeting
→リーダー層による当社の将来の議論
・時間外労働時間の目標設定
→繁忙期の実態を踏まえた数値目標の設定とフォロー
・ちーむ活動の開始
→well-being活動の加速化。選抜チームによる活動
・記念日休暇増(有給休暇取得率70%以上になるように)
・健康経営に取り組む(情報提供や運動の機会提供)
・時間有給休暇制度(社員からの稟議&社員によるディスカッションで採決)
・朝礼にて2分間スピーチ及び講習会受講者は概要報告→スピーチには良かったコメントをF/B
・月一で社屋周りの清掃及び草取り
・シャワースペースの設置
・黒板の設置
・かき氷パーティの開催
・休憩スペースの設置
・集中タイム制度の導入
・テーブルグリーンの導入
・ありがMAX大作戦(ありがとうカード)
などなど。
大まかにと言いながらたくさんになってしまいすみません(^^;)
今でも継続しているものもあれば、やめたものもあります。
私から実施したものもあれば、社員が決めて始めたものもあります。
結果、残業が8割減、有休取得率が4倍、利益も若干ながらUPという成果がでました。
何が効果的でしたか?
という質問をいただくときがありますが、これを!というキラーアクティビティはないです。
実際、社員に何がよかった思うか尋ねたことがありますが、だいたい「さあ~?」という感じです。
さらに、社員にとってバラ色のやりがいのある会社になっているかというと、そうでもないと思います。社員自身も特にいい会社と思っているかどうかは怪しいですね(苦笑)
おそらくこの辺は私の問題というか、俗にいうやりがいのある会社、モチベーションの高い会社 というものに向かいきっていないのでしょう。
どちらかというと、自分が自然体なのが好きなので。
社員の反応がこんな感じなので、取組みを表彰していただいたりするのは 正直、違和感があるのですが、採用などの戦略としてエントリーしています。
社員の反応はありませんが。
社長という立ち位置(中小企業において)から、強いていうなら、是非やってほしいことは 面談 です。
それも、評価の伴わないもの。
これは、社員の思いを聞いたり、こちらの思いを伝えたり、社員との関係性を構築するうえでは一番効果的だと思います。
何をするにおいても、そこが一番重要だと思います。
しかし、社員と直接向き合うのは、怖い と感じる時もあります。特に、始めるにあたっては。
ですから、面談にしろ、働き方改革にしろ、始める前に自分と向き合うことをおすすめします。
どんな会社にしていきたいのか、社員にとってどんな会社になっていくのか、等々。
社員のための会社である ということに心が決まれば、社員からの意見はありがたいものに変わります。
では、社員のため とはどういうことか。
ここは、みなさんで考えられたらよいと思います。
ちなみに私自身の考えは、8年間取り組んできた中で変化もしました。
今は、社員が自分の人生を豊かに生きられるようになること と思っています。
それは、自身で選択し、その選択に責任をもつこと。
そういう意味では、簡単に答えは伝えないし、手もださないし、会社にいないし(爆)、ということで、社員は面倒かもしれません。
指示してくれた方が楽ですし、それこそ働き方改革で労働時間は短くしたいです。
でも、そのどちらも実現していきたいと思っています。
今、弊社の取組みは第2期に入ったと感じています。
本当の自律に向けて、Noと言える組織になるべく、奮闘中です。
そのためにやっていること。
自主的なチーム運営をベースにしながら、自律的に動けるための仕組みづくりをしています。
・テーマを決めた懇親イベント
・BCPチーム
・リノベーション、女子トイレ快適化チーム
・テレワークチーム(東京オリンピックまでに!)
・健康経営
・RPA導入
・クロス面談(コミュニケーションの頻度を増やす)
(コーチングとフィードバックを学ぶ)
・月一の目標レビュー会(自ら振り返り自ら成長する組織へ)
以前にも書いたように、結果はコントロールできませんから、これら取組みによって生じるざわざわをハンドリングして日々を過ごしています。
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございます。