『解』は自分の中にある

働き方改革×チームビルディング

変わりたい社長を応援するブログ
~a Day in the Life~

変わりたい社長のメンタリングパートナー

梶川です。

 

すでにブログでも紹介していますが、弊社ではワークライフバランス活動を3年前から社員のチーム活動に移管しています。チーム名は恥ずかしかったので公開していませんでしたが、「ちーむルンルン」です(^^; 私がネーミングしたわけではありませんが… 楽しいイメージを表現したかったらしいです。

 

その1年目の活動の一つにテーブルグリーンを置こうというのがありました。

これが私のテーブルグリーンで、パキラです。適宜水やりしたり、上に伸びすぎないように切り戻したりと世話をしています(となりの彼の話は明日に)。

全社員の机に一つずつあります。

忙しくなった時でも机の上にグリーンがあると少し癒される とか、そういう時でもグリーンの世話ができるくらいの心のゆとりを持ちたい ということで、チームで提案されて実行されました。

『忙』という字は、『心』を『亡くす』と書きます(と教えてもらいました)。だれかの机の上のグリーンが枯れそうになったら、忙しくて心が亡くなってきているからケアしてあげなきゃ というサインにもなるということです。

これまでに1名のグリーンがダメになりましたが、空調の関係だったようで心はなくしてなかったようです(^^)

 

この取組みをセミナー等で紹介したら、自分たちもやってみようと思ってやられた企業さんがありました。しかし、2,3ヶ月した時点で、世話が面倒だから造花にしようとなって、最終的にはやめてしまったとのことです。

これには2つの側面がありますね。

一つは、たとえ「いいね」と思っても、自分たちで考えたものでないと本来の目的とつながらずにうまくいかないこと。

もう一つは、やってみてそれがわかったこと。
この場合、「なんだあの講師、良いことだけ言ったけどうまくいかないじゃないか」となって取り組むことをやめてしまっては意味がありません。自分たちでどうしていきたいか を考えるきっかけになれば、取り組んでみた意味があると思います。

 

セミナー等で必ずお伝えしていることがあります。

「御社にとっての『解』は必ず御社の中にあります。社員さんがもっています」と。

社員のみなさんと対話して、それを引き出してあげてください。

 

良いことは面倒です。意識してやらないとやれないんです(福島先生の受け売りですが)。

だから、社員全員が意識してやれるためには社員が決めていく必要があります。

対話では、社長はなるべく聴き役に。

今週もよろしくお願いします。