業績を上げ続けるために必要な心理的安全性?!
働き方改革はチームビルディングで実現!
経営者自身のアライメントと組織のアライメントを整えることで
自然に業績があがる会社にする
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。
会社が業績を上げ続けるためには、人と組織が成長していくことが必要です。
成長するということは、学習しつづけることです。
会社においての学習は、それによって業績に寄与することが求められます。
つまり、仕事に還元できる学びであることが必要です。
最も仕事に還元できる学びは経験です。
日常の仕事や、特命のプロジェクトや、海外出向の機会など、仕事の中で日々いろいろな経験をしています。
自分にとってチャレンジングな経験は記憶にも残り、大きな糧になっている方も多いのではないでしょうか。
経験といっても、ただやっただけではあまり学びにはなっていません。
コルブの経験学習サイクルという考え方があります。
➀経験し➡②振り返り➡③教訓を引き出し➡④応用する➡➀経験➡
というサイクルです。
経験したことを振り返り、何かしらの教訓を見出して自分なりのやり方にし、あらためてやってみる。
経験しただけでなく、振り返りをすることで学びが深まる ということです。
よく、やりながらでないと学べない と使っているのですが、第一歩としては「やる」ことが大切ですが「やった」だけでは学びは少ない ということですね。
この振り返りをするところに一つのカベがあって、実施するかしないか で成長スピードに差がでます。
しかし、慣れてしまった仕事、ルーティーン業務などは、日常の中で通り過ぎていくだけで、あまり学びがないかもしれません。
人の心理領域の考え方で、3つのゾーンがあると言われています。
同心円のイメージで、中心から順に、
1:コンフォートゾーン・・安心感があり居心地が良いと感じる心理領域
2:ストレッチゾーン・・安心感や居心地の良さを感じる領域を出て、ちょっと不安やストレスを感じる状態
3:パニックゾーン・・許容範囲を超えストレスや負荷が強すぎる領域
と表現されます。
コンフォートゾーンにいるときは安心感はありますが、慣れすぎると退屈になりかねない状況で、あまり大きな成長は期待できません。
ストレッチゾーンは若干チャレンジする領域なので、成長が期待できるところです。
逆にパニックゾーンでは負荷が大きすぎてストレス過大になり、挫折などでつぶれてしまう可能性もあり、避けたい領域です。
成長する ということを考えた時には、ストレッチゾーンへ踏み出すことが必要です。
かつてチャレンジしてストレッチだった仕事や目標も、経験を積むことで次第に慣れていき、コンフォートゾーンになっていきます。
特に、経験年数の長いベテランなどは、意識しないとチャレンジする機会もなくなり、コンフォートゾーンに居続けることになりがちです。
そうならないためには、ベテランであればそれ相応の立場ですから、自分自身でストレッチな目標設定をして挑戦していくことが求められますね。でなければいわゆる 働かないオジサン と揶揄されるかも。
逆に、ベテランにはコンフォートな課題であっても、中堅若手にはストレッチな目標になる場合もあります。
そういったものは中堅若手にどんどん任せて、彼らがストレッチできるようにしてあげるべきです。
経験する機会というは有限です。
つまり、会社にとって大事な資源です。
とするならば、その資源をだれに配分すれば効果が高いのか。
それを考えることも大事な戦略ですね。
さて、心理的安全性というワード。
グーグルのプロジェクトアリストテレスで脚光を浴び、良く知られる言葉となりました。
私も使っています。
本来の意味は、ストレッチ目標に挑戦するときに、お互いを支援し、励ましあえる、必要なことは言い合える、そして失敗しても受容できる関係性 という感じです。
挑戦するのは不安です。一人では一歩が出ないかもしれません。
そんなときにそれを後押しできるチームが成果があがる ということですね。
ストレッチして、経験して、そんな学習サイクルが回るのですから、成果があがるわけです。
決して、コンフォートゾーンに居続ける ということではありません。
ここが誤解されやすいポイントです。
ということで、自分もストレッチするために、セミナーをすることにしました。
タイトルは
テレワークが活かせる組織のつくり方セミナー
新型コロナウイルスの関係で自社で一気にすすめた経験などを踏まえてお話しします。
7/27はオンラインで、7/29は名古屋会場 で開催します。
お申し込みや詳細はこちらから。
テレワークが活かせる組織のつくり方セミナー
今回はいくつものポイントを入れてしまいました(汗)
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございます。