働き方改革は社員の為ならず

働き方改革はチームビルディングで実現!

経営者自身のアライメントと組織のアライメントを整えることで
自然に業績があがる会社にする
現役経営者でありチームビルディングコンサルタントの梶川です。

 

先々週の金曜日に業団体の働き方改革セミナーがありました。

どちらかというと大きな企業が加盟している全国組織でのセミナーで、事例紹介をされる企業は前もって決まっていて、名だたる大手企業がその取り組みを紹介いただけるプログラムでした。

私自身としては、もういいかな という感じだったので参加せず、弊社の働き方改革を中心にすすめてくれている社員が参加しました。

そして、翌週、久しぶりに出社したところ(テレワークしていたので)その社員から報告を受けたところ、「社長、うちの事例が紹介されましたよ」とのこと。

へっ、何で?

聞いてみると、そのセミナーは基調講演があって、「働き方改革の成功事例」として、相模女子大学特任教授 白河 桃子先生がお話されました。

その中での紹介だったようです。

先生の事前の配布資料にはその内容はなかったようですが、この私のサイトにある「自社事例」をスライド共有しながらご説明いただいたようです。

あらためて、へっ?という感じです。

白河先生とは、熊本県での働き方改革セミナーに私が自社事例をお話しする機会をいただいたときの基調講演をされていたご縁で、一度直接ご挨拶させていただいたことがありました。

その後、それほど親しくしていただいているわけではありませんので、今回の紹介がどういう経緯で至ったのかはわかりません(事前の打診もありませんでしたので)が、全国区で紹介していただき恐縮です。

といっても、直接的な問い合わせや知人からの連絡もなかったので、そういうもんかな という感じです(^^)

 

さて、今でこそ 成功事例 としてご紹介いただけるようになりましたが、たまたま弊社の取り組みのスタートが早かっただけで、それこそ、取り組むことが必然である出来事が起きたから だけであって、結果が良いことかどうかということではありません。

そういう意味で言えば、社員は表彰とか成功事例ということにあまり意味は感じていないと思います。

社長としては、表彰とか事例紹介されることで、社員が自分たちが働いている会社を誇りに思ってもらえたら と思うところかもしれませんが、社員からすると他社と比較することはありませんし、今の環境が当たり前なので、特に感想もないのでしょう。

うがった見方をすれば、表彰などは社長が自慢したいからではないか と思っている者もいるでしょうね(苦笑)

まあ、私も特に社員に感謝してほしいと思って経営しているわけではありませんので、それでいいと思っています。

 

事例紹介というと、華々しいところがクローズアップされがちですが、また、取り組んできた時間のことはイメージされにくいですが、そう簡単に変わってきたわけではありません。

そもそも、ワークライフバランスに取り組むことに舵をきるきっかけが起きてから、取り組みをスタートするまでの間に、人を信頼できなくなるようなことがいくつかありました。

近い関係者には相談しましたが、何も理解してもらえませんでした。

経営塾というところで多くの経営者仲間がいましたが、自社の恥ずかしい部分を相談できませんでした。

まさに孤独感を感じていました。

唯一、その中で年上の経営者の方がみえたので、恥をしのんで相談してみましたが、自分が期待するようには聞いていただけなかったと感じました。

しかし、その時にいただいたメッセージを自分なりに自問自答していき、今に至っていると思っています。(そういう意味で感謝しています)

 

結局自分は、なんとなく今のままではいけないな と思いながら、それに手をつけてこなかった。

社員がその負担をかぶっていた。自分には直接の負担はなかった。

それに取り組もうとすると、社員から 取り組む時間がない とか、そんなことに意味があるのか などのいろいろな反発があるかもしれない。が、それに応える(向き合う)覚悟がなかった。

仕事が回っていればいい。売り上げがあがっていればいい。利益がでていればいい。

という、どうしようもない経営者、というか、経営していない という恥ずかしい自分だったということです。

それが、孤独感を感じたことで、どうせ一人なら逃げる必要はない と開き直れたので、ワークライフバランスに取り組む決心ができただけのことです。

ワークライフバランス(の解釈は別にして)は、そもそものあるべき姿である ということは確信していたので、そこに向かって行けたし、社員とのいろいろなことにも向き合っていけたと思っています。

 

何年かして、数値のうえでも成果がでてくるようになりましたが、気づいてみると、社員が明るく自発的になっていると感じたときはうれしかったですね。

そして、自分が孤独感を感じていないことに気づきました。

取り組み始めたときは開き直っていた部分もあったので、会社の業績は考えず社員の幸せだけを考え、社員を裏切らない と心に決めていたのですが、結果的に数値もよくなり、経営者である私も孤独感を感じない会社になった。

スピリチュアル的にいえば、結果への執着を手放すことで実現した という感じかもしれませんが、いわゆる関係性の質の向上が結果の質の向上につながる という正の循環サイクルが回ったということなのでしょう。

 

情けは人の為ならず ということわざがありますが、まさに、経営者は社員のために働き方改革に取り組むと、回りまわって自分のためになる という感じです。

私は、多くの経営者の方がそうなるといいな と思っています。

それが、社員にとっても経営者にとってもいいことだからです。

そして、めぐりめぐって社会のためになる。

私のように、なにかきっかけがないと変われない という方も多いと思いますが、きっかけがある ということは社員に何か良くないことが起きる ということです。

そうなる前に、スタートを切っていただけるといいなと思います。

一方で、そうすると自分と向き合いながら社員と向き合うことになります。

社長としては、孤独感を感じることになるかもしれません。

身近に相談できる人がいる場合はそれで大丈夫でしょう。

相談できる人がいない場合は、私がその相手になりたいと思います。

 

といっても、どんな感じかわからないという方も見えるかもしれません。

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長くなってすみません。

それでは、今日はこの辺で。

最後までお読みくださりありがとうございます。