思いやり

最速で成果があがり、持続可能な経営=自働経営® の実現をサポートする
自働経営®ナビゲーターの梶川です。
弊社の存在目的をふとしたことでフレーズにしてみた件、
「関わる全ての日常に思いやりを」
社員のコメントが揃いまして、概ね、「いいね」の反応でした。
もちろん、全員が全員100% ということはあり得ませんが、ワークをしてから紡ぎだされたものなので納得度は高いように思いました。
25人からの言葉なので、抽象度が高くなるのは仕方ありませんし、だからこそ、各論としては異なる部分もあるのでしょうが、ひとまず こんな感じ ということを表現するのには使えそうです。
こんな存在目的を実現するために、私たちは進んでいくことになるのでしょう。
コメントで感じたことは、人によって、外向き、内向きもあるし、外向きでもお客様向き、利用者向き など気になっていることは違うなぁ ということです。
同じような現実を生きていても、気になっているところが違う ということは、見えている景色も違うけれど、それら全部で全部を表現しているのだから、無理に合わせなくてもいいと思います。
それぞれが大切にしたいこと、自分のやりたいことをやることで、実現したいこと(=ここでいえば存在目的)を実現していく。
社員の数だけそれがあって、その集合体として全体で実現したいことを実現していくイメージがあります。
とはいえ、一人で仕事をしているわけではないので、いろんなかかわりがそこかしこにあります。
その時に大事にするのが、存在目的と全体性です。
いろんな意見は、個人のためだけでなく、会社の存在目的や、相手の存在目的の実現に向かっているかどうか が求められるのだろう と思います。
自分のことだけでないから、対話になるんだろうと思います。
そして、そこに向かっている限りは、自分の存在目的も大切にすることができると思っています。
どうしても、相手のことを考えると自己犠牲的になりがちな人もいます。
そうすると、言いたいことも言えず、しかし、争いはしたくない、だから、自分だけが我慢する ということに陥ってしまいます。
しかし、自分を大切にせずに相手を大切にすることはできないと思いますし、それぞれやそれぞれを含む存在目的を大切にするからこそ、言わなくてはならないこともあると思います。
本当は言わなくてはならない と言うよりは、自然に言えるといいのですが、躊躇する場合が多いと思うので、あえて 言わなくてはならない と表現してみました。
自分のことも大切にして、伝えることを伝えていく ということが、自分自身の全体性だと思います。
「思いやり」という言葉に反応している社員が結構いました。
それぞれの思いやりがあると思います。
だから、思いやり というと一つの言葉ですが、実際には異なる思いやりが存在しているでしょう。
今後、存在目的に向かっていくときに、先述のような対話の機会が増えると思います。
そうやって、私たちの存在目的の解像度があがっていくのを楽しみにしています。
個人的には、思いやり とは、相手の大切にしているものを大切にすること と思っています。
そのために相手のことを知ろうとすることが増えるといいなと思っています。
ティール組織化宣言をして漠然とあった不安も落ち着いてきました。
いくつかの仕組みや仕組み化のためのチームがスタートしましたが、なんとなく若手が率先してくれている雰囲気を感じています。
こうやって一つずつ、変化を楽しんでいきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございます。