今日もまた谷へむかう・・
働き方改革×チームビルディング
変わりたい社長を応援するブログ
~a Day in the Life~
変わりたい社長のメンタリングパートナー
梶川です。
昨日は隔月の会社イベントでした。
今回のテーマはボランティア。
幹事が設定してくれた、会社から1時間半くらいで帰ってこれる6つのルートを6つのチームに分かれてゴミを拾ってきます。
集まったゴミ
その後、次回(年末餅つき)の幹事決めゲームをボランティアにまつわるクイズ大会で実施。
無事に幹事が決まった後は、焼肉食べ放題ランチへ。
皆が楽しんで、工夫を凝らしてやれるのは弊社の特徴です。
午後からは、休憩室とミーティングルームのリノベーションについて、2回目のワークショップ。
1回目のワークショップの結果をもとに、リノベチームがデザイン&施工会社と打合せし、出てきた提案内容を基に全員でブラッシュアップする予定・・・でした。
が、そこで思わぬ事態に。
工務店のデザイン内容を説明し、予算を発表したところで、意見がでました。
「そんなに予算があるなら、休憩室でなくて、普段使うオフィス部分やトイレをリノベしたい」
それに賛同する意見がちらほらあり、どちらかというとそちらの声が大きい。
やがて、そもそも休憩室のリノベをするのかどうか という議論にまで。
当のリノベチームとしては、ここまで来て今さら?という心の声が聞こえてきそうですが、ぐっとこらえて建設的に意見を聴こうとしています。
異を唱えたメンバーの意見は、そもそもリノベありきでのスタートだったから、意見を言えなかった。ここにきてそんなに予算があるなら、優先順位を考えた方がよいのでは。などなど。
一方のリノベチームは、ワークショップもやってるし、みんなの案を統合したプランも回覧してるし、意見を言う場はあったはず。
そもそもみんなのために時間を割いてやってきたのに。とは言っていませんが、推し量るにそんな感じかなと。
結局、2時間弱の議論の末に、リノベをやることにはみんな反対ではない。ひとまず進めるということに合意され、これからプランのブラッシュアップと予算との整合を進めていくことになりました。
このやりとりは見守るだけにしようと思っていましたが、ひょんなことで意見を求められたので2,3話をしました。が、リノベチームの活動を見てきていたので、ちょっと感情的な部分が入ってしまい、反省です。
あらためて考えると、今回のすれ違いの原因は、「情報の非対称性」によるものだと思います。
予算も含めて、リノベチームが持っている情報と、それ以外のメンバーが知りうる情報が違っていて、判断の尺度が異なっていたのだと思います。
ティール組織やホラクラシーの考察でも書きましたが、やはり「情報共有」はキーになりますね。
ただ、25人のメンバーなので全員というわけにはいきませんでしたが、半分以上が議論に参加して意見を言えていたのは良かったかなと。
そして、感情的に意見をぶつけ合うのではなく、ギリギリではあると思いますが、なんとか受け止めて議論できたのは、チームビルディングを学んできた成果かなと思います。
一方で、意見を言えるのはよいのですが、主体チームがやっていることを、それ以外の人がそれぞれの思いを主張する構図となってしまっていて、その点で「対話」ではなく「議論」になってしまっていたように思います。
意見をいうことは悪いことではないので、どのようにしていったらよいか。チームの運営の仕方や、巻き込み方、情報の共有の仕方、意見の言い方 などについて、みなで話し合う機会を改めてもちたいと思います。
昨日の話し合いは、結果を出すために個人の感情を抑えているようでした。
感情をぶつけ合うのはいけませんが、どんな感情なのかを共有するのは、本当の信頼関係を構築するうえでは大切だと思います。
テンション(心のもやもやみたいなもの)をお互いに大事にするために、次回のみなでの話し合いでは、昨日の話し合いで感じたこと、感想なども共有してみたいと思います。
ちなみに、ブログを書くと思考が整理されるメリットがありますね。