組織を整えるということ

働き方改革×チームビルディング

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~a Day in the Life~

変わりたい社長のメンタリングパートナー

梶川です。

 

今年は「整」というテーマで活動しています。

身体の方がなかなか整わずに、日々、イテテ と過ごしております(^^;

 

先回は、痛い箇所の原因はその場所にないことがある ということについて書きました。

身体の中でいろんな「系」があって繋がっていて、痛みや障害の出ている部分そのものを施術するのではなく、その原因となっているところを探り当てて施術する という内容です。

 

今回は、実際に施術するときのことについてです。もちろん、そちらの専門家ではないので表現等が正確でないところはご容赦ください。

私が施術してもらうところでは、原因と思われるところをあまり強くグリグリとやらずに、ほぐしたり、揺らしたりします。

血流やリンパの流れが滞っているところを改善して、全体のバランスを整えているように思います。

一部だけを改善すると他に支障が出たりすることもありますが、そうならないように全体を整えている感じです。

その結果、ストレスも改善しています。

 

最近、組織の場合も同じだと思っています。

身体の場合は一つ一つの細胞が健全に機能するために、酸素や栄養や老廃物などの流れに支障がないことが必要です。

組織の場合は、一人ひとりの社員が健全に機能するためにも、流れに支障がないことが必要です。

何の流れか。私は、情報だと考えています。

適切な情報が共有されていると、その場、その時で、どう活動したらよいのかを自ら判断できます。

そして、その活動が正しいものになります。

情報が少ないと、限られた中での判断となるため、間違ってしまう可能性があります。

 

このようなことを考えた時に、組織にとって何が障害になっているかというと、

例えば、

忖度・・本来進言すべきことが、上司に伝わりません

上司のプライド・・自分を正当化するために、本質的に間違っている指示が横行します

自己防衛・・自部署、自分を守るために自分たちだけが良ければよいという判断をします

過去の成功体験・・自身の成功体験からアドバイスするので部下の相談が解決しません

遠慮・・大切な意見が埋もれてしまいます

上司の伝えたつもり・・部下には伝わっていません

などなど。

 

ほかにもたくさんあると思いますが、こういったことがあると、組織は健全に機能していないのではないかと思うのです。

尚、ここでいう、組織の健全な機能とはお客様に有益な価値提供ができることですので、その他の目的がある組織ではあてはまらないとは思いますが。

 

組織にかかわるときには、先述の例のようなことがおきていないかどうか、起きているならばその障害を取り除くことが課題になると考えています。

そして、その際は本当の原因をつながりから探ります。

氷山モデルの構造の部分に着目です。

もちろん、必要な情報が滞りなく行き来するためには、双方を尊重するコミュニケーションが必要ですし、双方を尊重するためには、人と人の違いを理解する必要がありますが、それができた暁にはストレスのない環境ができています。

これが、組織が整っていく ということの一つかなと考えています。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。