本当のコーチングはマインドフルネス

目指す未来は自働経営で実現!
社員が自立的にやりがいをもって働いて、社長が本来の仕事をすることで可能になる、
持続的経営=自働経営 の実現をサポートする
自働経営ナビゲーターの梶川です。
会社で社員と面談をしています。
経営者コーチングもさせていただいています。
自身もコーチングを受けています。
なので、コーチングも学んでいます。
面談でも、コーチングでも、まず大事なことは傾聴と言われます。
傾聴というと、以前ここでもご紹介した、3つのきく があります。
傾聴とは、「心で聴く」こと。
相手に興味をもって、相手のモノサシをわかろうとして聴くこと。
相手のモノサシとは、その出来事をどう考え、どう理解しているのか。
聴いている私とは違うモノサシが何なのか を理解しようとすることです。
そして、次になぜ、今、目の前のクライアントはこの話をするのか。
これをわかろうとすることで、今ここ のクライアントを感じることができ、クライアントにとって必要な問いを投げかけられるようになるはずです。
これは、モノサシはその時々で変わることを意味します。
そして、そのうえで、傾聴にはさらに3つのレベルがあるといいます。
その中で一番上位の傾聴は、全方位傾聴。
目にみえるもの、聞こえるもの、感じるもの、感情など、感覚で感じるもの全てを含む。
トレーニングが必要といわれており、自然であり、かつ直感を働かせる聴き方。
クライアントだけでなく、クライアントに影響されている自分をも感じながら聴いている状態だそうです。
クライアントの話を聴きながら自分の考えや意見が湧いてくることもあるのですが、それに捕らわれず、保留しながら、必要な時に出てくる感じなのだそうです。
だそうです というのは、自分はまだその領域にはたどり着いていないので、聴いた範疇のことだからです。
この領域でできるようになるにはかなり訓練が必要なのは言うまでもありませんが、なにか瞑想に近いものがあるように思いました。
集中瞑想していて、意識が他のことに行ってしまうことがあります。
その時、それに気づいてまた集中するという繰り返しが大事だと言われます。
気づいた自分がメタにいる ということになるのですが、
先ほどの全方位傾聴においても、自分(コーチ)の思い付きや考えが湧いた時に、それに捕らわれずにいるためには 考えが湧いてきた ことに気づくことが大切なのではないかと。
そうすることで、それを保留しつつ、目の前のクライアントに集中できるのではないかと思うのです。
本当の(本当って何?という質問が湧きますが)コーチング というか、クライアントにとって深いコーチングとは瞑想と同じだとすると、今ここ にマインドフルでいるトレーニングは欠かせないな と思う今日この頃です。
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございます。