自分のご機嫌をとる
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自働経営®ナビゲーターの梶川です。
今年のテーマは 「ある」から始める でやっています。
自分にとって「ある」ものとは、みんなわかりあえている世界、その結果、みんなありのままでいい という世界です。
とはいえ、日常生活していると 『なんでそういうことを言う?』とか『今、それを頼まれても他にやることあるし』とか、『そういう言い方は無いでしょ』というような心の声があり、イラっとするときもあります。
実際、ちょくちょくありますね(苦笑)
ですが、かつてなら自分がイライラしている原因を相手に押し付けて、心の声をそのまま相手にぶつけるか、黙って我慢してイライラを増幅させているか だったと思いますが、今はそんなことはなくなりました。
もちろん、イラっとはしているのですが、基本的に「ある」の世界にいるので、相手は自分のことはわかっているはずだし、自分も相手もそのままでいいはず からスタートします。
とするならば、自分の イラっ はどこから来ているのか ということを感じてみます。
そうすると、相手の言っていることが間違っているわけでなく、言い方や図星の指摘によって自分が非難されている、見下されている、と感じてしまい、そのことにイラっとしていることに気づきます。
しかし、相手も自分のことはわかっているし、そのままでいいと思っているとすれば、相手にこちらを非難したり見下す意図はなく、ただ単に物事がよくなるために言ったにすぎない と理解することができます。
そうすれば、イラっとする必要はありません。
『今それを頼まれても・・』ということも、別にこちらの邪魔をしようとしているわけでなく、自分が今やりたいことを相手に伝えていないだけだということに気づきます。
そういう場合は、きちんとこちらの意図を伝えるとわかってもらえて、それで進んでいきます。
不思議なもので、こちらがイラっとしていないと、穏やかな毎日です(笑)
イライラをぶつけられることもありません。
これが 自分のご機嫌をとる ということなんだろうな と思います。
日々、瞬間瞬間の自分の気持ちがよいことを選択していく ということで、日々、ご機嫌にいられるように思います。
かつては、どこか旅行に行くとか、大きな買い物をするとか そういうことを目標にして、そのこと自体はすごく楽しいんだけれども、それまでの期間は嫌なことを我慢して過ごす のようなスタイルでした。
だから、極端なことを言えば、楽しい思い出はあるんだけれども、その間の人生は空白 な感じです。
自分の性格的には嫌なことを抱えながら過ごすのも嫌なので、感情に気づかないようにしてしていました。
仕事は淡々とするもの というのが昔の自分のポリシーだったくらいです。
嫌でも仕事は仕事 という感じでしょうか。
今思えば残念な感じですが、あの頃はそれはそれで必死だったので仕方がありません。
今なら、嫌と感じているものの正体が何かを感じて、「ある」を前提にした眼鏡で見直し、自分のご機嫌がいい選択をしていくと思います。
それが、自分の人生を豊かなものにしていくと感じています。
この時に、「ある」が腑に落ちているか、ただ思い込もうとしているか は大きな違いがあるように思います。
思い込もうとしているだけだと、どこかで信じ切れずに揺り戻しがきそうです。
なので、本当に自分が「ある」と思っている世界がどんな世界なのか、、つまり「ない」と思わせられている自分の中のシステムがどういうものなのか を知ることが大事な気がします。
こうやって「ある」を前提にしていると、会社も「ある」が前提になりますから、何も足さなくていいんだなぁと思います。
逆に、「ある」になっていないとすると、それを邪魔しているものを引くことを考えていこうと思います。
前回、弊社でソコアゲ診断をしたと書きました。
それを踏まえて今後どうしていくかを、経営企画室で来週話し合うことになっていますが、「ある」を前提としたら何をしたらよさそうか と投げかけてみようと思います。
個人的には、こうなってくるとますます社員一人ひとりが自分のやりたいことに自覚的になると思いますし、そういう人たちの集まる会社の役割が問われてくると感じています。
どんな変化をしていくのでしょうね。期待とちょっと不安もあります(苦笑)
それでは、今日はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございます。