自律型組織を体感するには

働き方改革×チームビルディング

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~a Day in the Life~

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梶川です。

 

先日、名古屋で福島正伸先生の講座を受講したコミュニティの勉強会で、セミナーをさせていただく機会をいただきました。

タイトルは、
—働き方改革×チームビルディング—
社長も社員も幸せになり、業績もあがる 本当の働き方改革セミナー
です。

弊社での事例紹介から、なぜ働き方改革がうまくいかないのか、本当の働き方改革とはどういうことか、その進め方はどうすればよいのか

について、お話しさせていただきました。

 

このブログでは書いてきていますが、本当の働き方改革とは自立型組織になることです。

自立型組織になるということは、人材力、組織力、関係力 が整っている組織になるということです。

人材力とは、人と人は違うということを理解し、それぞれの強み弱みを、自分もメンバーも理解していて、それを活かすということです。

組織力とは、組織の目的や目標、ルールをメンバーで共有しているということです。

関係力とは、それぞれのメンバーをつなぐ、いわゆるコミュニケーションのことですが、自立型組織の場合は指示命令ではなく、メンバーの力を活かすコーチングコミュニケーションが求められます。

 

こういったことをセミナーの中でお話しするのですが、実際これがどんな状態なのか、聞いただけではよくわかりません。

もしくは、わかった気になっている状態です。

 

そこで、セミナーの中でゲームをしてもらいます。

4~6人で1チームとなり、20分で、ある課題を解いていただきます。

みなさん協力して楽しそうに、苦しそうに(笑)頑張っています。

20分で解けないことが多いので、希望がある場合は若干延長します。

 

これで、何がわかるのか。

実際に先日のセミナーでも、終了直後に「これの何がチームビルディングなのか?」といった感想も漏れ聞こえてきました。

しかし、15分後くらいには、「あ~」という、ため息とも、感嘆ともいえないような反応をしていただけます。

 

ゲームの最中はみなさん、「素」の状態です。普段の自分でゲームに取り組まれています。

そして、終了後15分の間に、素の状態と自立型組織での仕事の進め方とのギャップに気づかれるのですね。

自分の仕事の仕方を体験していただくためのゲーム ということで「仮想体験ゲーム」と呼んでいます。

ただ、楽しんで苦しんでいただいているわけではないんですね。

 

研修を効果的にするには、研修と実際の仕事がつながっていることが重要です とこちらにも書きました。

本来はある程度の期間、フォローアップできることが望ましいですが、1回の研修でもできるだけ効果を発揮していただきたい。そのためには、実際の仕事に紐づいた気づきがあることが望ましいので、仮想体験ゲームを用いています。

そして、ゲームは楽しいので、楽しみながら学ぶことができます。

 

今日も、愛知県の仕事で豊橋でセミナーをやります。

違うゲームにはなりますが、プログラムに入れています。楽しんでいただけるとよいのですが。

 

それでは、今週もよろしくお願いいたします。